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モテるかもしれない。 カレー沢薫 新潮社

最近、地味に本の感想をアップするペースが落ちていた訳ですが、本人に何かあった…とかではなく図書館が封印されていたことが原因でした。先日、ようやく図書館が「WEB予約本の受け取りのみOK」となったので、ウキウキと図書館へ。

そして、この『モテるかもしれない。』は記念すべき1冊目。

久しぶりの新鮮な活字なので「軽めの作品から読もう…」と思い、図書館に入荷した新しい本の中から軽そうなものを選んでみたところ、これがワタシ的に大当たりだった。

「毎日、面白いことないし心がクサクサするな」って人にオススメしたい。ただし女性。男性が読んで面白いかどうかは謎。もう1つ付け加えるならヲタク女性なら高確率で楽しめると思う。乙女ゲームをプレイした人は特に。

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モテるかもしれない。

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ザックリとこんな内容
  • 「モテ」をテーマにしたエッセイ本。
  • 「あいつらばかり、なぜモテる?」をテーマにした愛され攻略法。
  • JS(女子小学生)向けファッション誌、EXILE、西野カナ、安室透にバーフバリ、乙女ゲームやAV男優を通して「モテ」を追求していく。

感想

作者のカレー沢薫は初挑戦の作家さん。漫画家でコラムニストとのことだけど、どんな人かはまったく知らずに読んでみた。

思うに。全盛期の姫野カオルコが好きな人は楽しめると思う。姫野カオルコのノリに限りなく近いけれど、じっとりしていないのが良い。姫野カオルコの作品って面白いのだけど恨み節的なノリが強いので気持ちが落ちている時には読みたくない感じだけど、カレー沢薫は安心して挑める。じっとり感が無いのがとても良い。

『モテるかもしれない。』は題名から察していただけると思うけれど「モテ」をテーマにしたエッセイ集。流行りのキーワードを使っているので10年後、20年後にも読み継がれるタイプの作品ではない。だからこそ読むなら「読みたいな」と思い立ったこの瞬間に読んで戴きたい。

文章は軽い。一気読み出来るくらいには軽いので高尚なものを求めている人には向かないと思う。その分「ああ…私、なんか疲れてるな」くらいの時に読むには最適。サクサク読めるし寝転がっても読める。肩の力を抜いて楽に読んで欲しい。

15章(テーマ)からなるエッセイ集で、どちらかと言うとヲタク色が強い。

インターネット大好きな人なら楽しめると思う。音楽、AV、ゲーム等、テーマは多岐に渡っているものの、結局のところSNSに帰結しているあたりは今風と言っても良い。

『モテるかもしれない。』は読了したからと言って何か得られるタイプの作品ではないけれど「ですよね~」と共感して気楽に笑える良作だと思う。

私にとって久しぶりに活字と向き合う作品になった訳だけど、良いリハビリになったし朗らかな気持ちになった。

「やっぱり紙の本は良いなぁ」と思わせてくれた楽しい1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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