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映画『テッド2(R15)』感想。

『テッド2』は『テッド』の続編で2015年に公開されたR15のアメリカ映画。日本ではR15版とR12版が公開されている。

テッド』に続いて観る人を選ぶタイプの作品なので、スラングとか下品なことが苦手な方には絶対にオススメできない。

視聴する場合は是非おおらかな心が必要。差別用語もバンバン出てくるし、子どもには厳禁。だけど、好きな人は好きだと思う。

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テッド2

テッド2
Ted 2
監督セス・マクファーレン
脚本セス・マクファーレン
アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド(英語版)
製作ジェイソン・クラーク
ジョン・ジェイコブス
セス・マクファーレン
スコット・ステューバー
製作総指揮アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド
ナレーターパトリック・スチュワート
出演者マーク・ウォールバーグ
セス・マクファーレン
アマンダ・セイフライド
ジョヴァンニ・リビシ
ジョン・スラッテリー
ジェシカ・バース
モーガン・フリーマン
音楽ウォルター・マーフィー(英語版)
撮影マイケル・バレット(英語版)
編集ジェフ・フリーマン
製作会社ブルーグラス・フィルムズ
ファジー・ドア・プロダクションズ(英語版)
メディア・ライツ・キャピタル
スマート・エンターテインメント
配給アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開アメリカ合衆国の旗 2015年6月26日
日本の旗 2015年8月28日(通常版)
日本の旗 2015年9月12日(PG12版)

あらすじ

前作でロリーと結婚したジョン・ベネットはロリー離婚後、意気消沈する日々を送っていた。その半年後、彼の親友で「生きたテディベア」のテッドが、ガールフレンドのタミ・リンと結婚を果たすところから物語ははじまる。

テッドとタミ・リンの結婚から1年後、2人夫婦喧嘩をこじらせ、その後「2人の間には子どもがひつようだ」と言う結論に達する。

しかし、テディベアのテッドは生殖能力がないため、人間の精子提供者を探すことにする。

テッドとジョンはサム・J・ジョーンズに頼みに行くが断わられ、トム・ブレイディの家に忍び込んで精子を盗む計画も失敗に終わってしまう。ジョンはテッドのために精子を提供することを申し出るが、婦人科の医師からタミ・リンは過去の薬物濫用のため子供を作れないと宣告される。

テッド夫妻は次に養子縁組紹介所へ向かうが、それも断られたうえ、身元調査の過程で、それまで人間同様に扱われていたテッドの法的人権がマサチューセッツ州の当局から否定さ、勤務先のスーパーマーケットからは解雇、銀行口座やクレジットカードやピッツア屋の会員も解約、タミ・リンとの結婚が無効化される。

テッドとジョンはマサチューセッツ州を相手に裁判を起こすため弁護士事務所に相談に行ったところ、「無料で引き受けさせるから」と姪の見習い弁護士サマンサ・レスリー・ジャクソンを担当に充てられる。

人生がかかった大事な裁判だからと一度は断りかけた2人だったが、サマンサもマリファナの常習者であったことで意気投合、裁判に向けて動き出す。

一方、前作でテッドを誘拐したストーカーのドニーは、玩具メーカーのハズブロ社で清掃員をしていた。彼はハズブロの副社長に、「もしテッドが裁判で敗訴すれば人間(攫えば誘拐・殺人)ではなく所有物なので、テッドを盗んでハズブロに提供し、仕組みを解明して量産すれば大儲けになる」と話を持ち掛ける。

ドニーは見返りは量産品1台で良いといい、副社長はその提案を受け、州政府に優秀な弁護士を付けることを約束する。

ところが、裁判では「テッドは所有物である」という判決が下る。

サマンサは優秀な人権派弁護士パトリック・ミーガンに連絡をとり、テッド、ジョン、サマンサは彼への弁護を頼むためにボストンから車ではるばるニューヨークへと向かうも、テッドやジョンの素行不良・前科を理由に弁護を断られる。

テッドは絶望し、ジョンとサマンサの仲を妬み、2人のもとを離れる。当てもなく町中を歩くテッドは、偶然見かけたコミコンのイベント会場へと入っていき、その跡を彼を狙うドニーが付け狙う。コミコンの会場で「ラファエロ」の着ぐるみを着たドニーはテッドを誘拐しようとし、テッドはジョンに電話で助けを呼ぶのだが…

塀の上ダッシュのような作品

前作のテッド(R15)も充分過ぎるほどアウトな作品だったけれど、今回もかなり駄目。

もう悪ガキが塀の上をダッシュしているような…そんなノリ。

最初に出てくるエピソードの「不妊治療のために優秀な男性から精子を貰おうぜ」のあたりは、Twitter炎上不可避レベル。

「これ…避妊治療受けてる人からしたらガチ切れなのでは?」って本気で思ってしまった。映画公開当時にどんな反応があったのかは知らないけれどアウト寄りのアウト。

そして、このエピソードを皮切りに次々とアウト寄りのアウトなネタを繰り広げていく。

絶妙なバランス感覚

『テッド(R15)』と『テッド2(R15)』の凄いところは絶妙なバランス感覚だと思う。

例えば。『テッド2(R15)』は差別用語をバンバン使っているにも関わらず、昨今のアメリカ映画でタブーとされる「黒人を貶めてはいけない」ってところは、ちゃんと抑えている。

物語の大きなカギを握る黒人弁護士は悪人っぽく登場するものの、最終的には正義のヒーローとして描かれている。

LGBTやゲイの人への差別用語を平気で出しているくせに「俺たち結婚したんだ」「おめでとう」なんて場面を入れることで「自分達は理解ありますよ」的なところをアピールしている。

普通に考えたらOUT。だけどギリギリなところでセーフ(?)

不快に思う人がいることも承知しているけれど、ギリギリを攻めてくる姿勢を評価したい。

これはセス・マクファーレン監督だからできることなんだろうな…と思う。

なんだかんだ言って友情は尊い

そして色々あるけど『テッド(R15)』にしても『テッド2(R15)』にしても結局のところテーマは「友情」なのだと思う。

友情って普遍的なテーマなんだなぁ。恋愛とか親子愛となると、人によっては刺さらない人もいると思うのだけど、友情は男女問わず刺さる人が多い気がする。

『テッド2(R15)』の泣かせどころは何と言ってもジヨンとデッドの友情。

「色々あるしアレな作品だけど良かったね」と力技で畳み込むのはズルいと思った。

面白い作品ではあるものの、視聴される場合は計画的にお願いします。

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白い木蓮の花の下で
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