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イザと言う時に逃げる術を知る。

気温が上がってくると露出狂とか、子どもに関する性犯罪予備軍みたいな注意喚起が多くなる。先日も大阪府警が運営している『安まちメール』から、注意喚起を促すメールが届いた。

小さい子どもの場合「知らない人についていかない」ってことが大前提になる訳だけど、ついて行くとか行かないとか以前に連れ去られてしまったら元も子もない。

連れ去り対策としてランドセルに防犯ブザーをぶら下げたり、ハンドバッグに防犯ブザーを入れたりして対策してみる訳だけど、防犯ブザーは人の多い場所でこそ効力を発揮するもので、昼間でも人通りのいない場所だと役に立たない気がする。

突然、こんなことを書き出したのは「娘も気をつけるように言わなきゃね…」なんてことを夫婦で話している時に、ふと自分自身の体験を思い出してしまったから。

私。小学校1年生の時に中年男性に連れ去られそうになったことがある。

私は子どもの頃からひときわ身体が小さくて小学校の時も学年で1番背が低かった。連れ去られそうになったのは1年生の春のこと。私の場合、顔面偏差値的には決して高くはないけれど「小さい」ってことで目を引いたのだと思う。

キッカケはもう忘れてしまったけれど男は「道を教えて」みたいな感じで近づいてきたように思う。当時、私が暮らしていた地域は住宅地と田畑が入り混じっていて、田畑の多い場所で声を掛けられた。当然だけど周囲に人の気配はない。

最初は優しく声を掛けてきたおじさんが、突然自分の腕を握って拘束しようとした時、小学校1年生の私も「これはヤバい」と感じた。「やめて!」と叫んで抵抗するも「大丈夫。おじさんと一緒に来て」と捕まえられて、暴れてみたけどどうしようもなかった。

その時、私はありったけの力で男の手に噛み付いた。「噛み千切ってやるからな」くらいの勢いで噛んだところ、男は「痛い!何しやがるんだ」と拘束を解いたので、それこそ死ぬ気で逃げ出した。

思えばあの行動は正解だったと思っている。あの時、男に噛み付いて逃げ出さなければ、今の私はなかったかも知れない。

娘も私に似て小柄なので「イザと言う時は相手に噛みつけ。死ぬ気で噛み付いて逃げろ」と教えている。「噛み付く」と言う行為は人間が持っている最大の武器だと思う。

女の子の護身術として「股間を狙って蹴りなさい」みたいな話かせあるけれど、実際に身体の一部を拘束されてしまったら股間を狙って蹴るのは至難の技。噛み付いて相手のスキを作る方が逃げられる可能性は高い気がするのだ。

娘は中学1年生。行動範囲が広がって1人で(あるいは友達と)動くことが増えてくるだけに、自分の身を守る方法や「イザと言う時の対処法」は教えておきたい。

子どもに教えておきたいこと、伝えたいことって山ほどあるんだなぁ…としみじみ思う。きっと全部は伝え切れないと思うのだけど、優先順位の高いものだけでもしっかり娘に伝えていきたい。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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