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不審者対策とご近所付き合い。

最近、どこの学校でも不審者対策が年々厳しくなっている。

娘の小学校でも登下校時には名札を外すようになった。入学した頃は名札を付けて登下校していたけれど「不審者に名前を知られないように」と途中から、名札は学校で預かるシステムに変更。

校区の中学校も同様で名札は外して登下校している。

また、中学校の場合は体操服に付ける名前の書いたゼッケンも撤廃された。運動系の部活に入っている子達は体操服で下校する事があるため「不審者に名前を知られる可能性があるから」との事らしい。

私は大阪府警が運営していめ「安まちメール」に登録している。あらかじめ指定している地域で犯罪が起きたらメールで知らせが届く…と言うもの。

痴漢やひったくりなどがあれば、発生した場所が記載されたメールが届くのだけど「児童への声掛け事案」と言うものもある。昭和的に言うなら「お菓子あげるから、おじちゃんについてきて」って言うアレだ。

安まちメールの「児童への声掛け事案」を読んでいると、確かに「それは…いかにも典型的なパターンですね」と言うものもあるけれど「え? それって、近所のおじいちゃんが声掛けただけじゃないの?」と言う物も少なくはない。例えばこんな事案。

  • 60代くらいの男性から、お嬢ちゃん何年生?」と聞かれた。
  • 50代女性から「いい天気だね。今帰り?」と聞かれた。
  • 70代くらいの男性から「いつも元気だね。今帰り?」と言われた。

まぁ…確かに「それも連れ去りの手口です!」と言われてしまえばそれまでだけど、ちょっと過敏になり過ぎている気がする。

子どもって吃驚するほど大人の顔を覚えていない。

娘と一緒に歩いていて、近所の人と挨拶をした後で娘から「お母さん、さっきの人誰?」と聞かれる事が多々ある。娘からすると「知らないおばちゃん」でしかない人なのだけど、実は娘が赤ちゃんの頃からの顔見知りとか、同級生の男児の母親…と言うパターン。

娘は赤ちゃん時代から外を出歩いてばかりいたものだから、結構な広範囲で年配の顔見知りがいる。その方達は久しぶりに会うと「いやぁ~。大きくなったねぇ~。何年生になったの?」などと声を掛けてくれたりするのだ。

私は娘に「近所で知らない人から挨拶されたら、ちゃんと挨拶しなさいね。あなたは知らなくても、あなたが赤ちゃんの頃から見守ってくれている人は多いからね」と言い聞かせている。

……とは言うものの、これも不審者対策としては良し悪しらしく、娘のお友達の中には「知らない人とは口をきいてはいけない」と、他人から声を掛けられても絶対に返さない派も存在する。

近所のお年寄りが「最近は挨拶してれない子が多くてねぇ」なんて話しているのを聞くとちょっと切なくなってしまう。

「地域で子どもを見守りましょう。地域で子どもを育てましょう」と言う方針と「知らない人とは口をきいてはいけません」と言う方針が同時に成り立つ訳がない。

親としても悩ましい限りだ。私自身「これがベストだと思います」と言う方法を掴めていない。世知辛い世の中だなぁ…と思う。

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白い木蓮の花の下で
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