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47歳主婦。就職活動で色々やってみた感想。

47歳、脱専業主婦計画はどうにかこうにか完遂する事が出来た。

今回の就職活動期間は1ヶ月に満たなかったけれど、10年以上ぶりの就職活動は学ぶことが多かった。

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就職活動をして驚いたこと

私が家庭に入る前と今とでは労働者の環境は大きく様変わりしている。

最近の日本は働き方改革がすすめられていて、労働人口が減少。その一方でワーキングプアと呼ばれる人達がワンサカいる。

テレビやネットのニュース等でそれらの事は知っていたけれど、今回は自分の事として肌で感じさせられた。

WEBから応募出来る

私が学生の頃はアルバイトと言うと、学生課に行けばバイトの求人が張り出してあって、あとはバイト雑誌や新聞の求人欄で探す…と言う感じだった。

もちろん今も大学でのバイトの斡旋はあるだろうし、バイト雑誌だって売っている。

だけど大きなお子さんのいる方から「最近はネットで応募して、履歴書もいらないのよ」と聞いてたので、私もWEB経由で仕事を探してみた。

……確かにWEB経由の方が圧倒的に求人数が多い。

驚かされたのは新聞の折込チラシや店頭ポスターにない求人が多い…ってこと。

ただ、WEBに載っている求人は、しっかり管理されていないことも多く

  • 応募
  • 先方から連絡
  • 面接決定
  • 履歴書準備
  • 先方より「他の人に決まってました」と連絡

……みたいな事もあった。

あと「履歴書いりません」「即日勤務OK」「給料手渡し」みたいな、釜ヶ崎の日雇労働みたいなバイトもたくさんあって、非正規雇用の闇を感じた。

直接雇用の減少

私は結婚するまで派遣社員として働いていたので、薄々感じるところはあったのだけど、企業や会社の直接雇用が激減している事に驚かされた。

学校、幼稚園、保育園、施設の給食の仕事は完全に業者委託だし、公務員の仕事も派遣会社が握っている。

極端な例をあげると、ハローワークの窓口にいる人も非正規雇用の派遣社員だったりする訳だ。

そして、それらの仕事は年中人を募集している。

  • 誰でもいいからとりあえず採用する
  • 長続きせず辞める
  • 辞めた穴を埋めるためにとりあえず採用する

……と言う無限ループの出来上がり。

先日も書いたけれど、給食のパートの面接は保育園の門前で行われて、仕事場も共に働く人達の顔も見ることはなかった。

「そんなの、他の厨房でも同じでは?」って話だけど、一般のお店なら客席からなんとなく厨房の雰囲気を感じることが出来るし、面接だって厨房責任者か店長が行うケースが多いと思う。

委託業者が適当に面接して、条件の合う人を配置しているのだと思うのだけど、仕事内容も職場の雰囲気も分からないまま採用されるのだから、続かないのは無理がない。

ちなみに。我が家の近隣の外部委託系の給食・厨房の仕事の多くは年がら年中募集を出していて求人の途切れる隙間が無い。

あやしい仕事もありますね

WEBで仕事を探している「この仕事…大丈夫なのかな?」と思うような仕事もたくさんあった。

例えば……

  • 洗濯物の仕分け業務です
  • 当社の人間しかいない専用ルームでのお仕事になります
  • 即日勤務可能

……みたいな内容の仕事。

要するにタコ部屋みたいな場所で延々と単純作業をするのだと思うのだけど、驚くことに、その仕事は地元ではまったく求人を出していないのだ。

しかも時給は単純作業なのに超高単価!

「本当に洗濯物の仕分けなの?」と疑ってしまった。

夫に「時間的には最高の条件だし、応募してみうか?」と言ったら「…あやし過ぎるよ。食べるに困っている訳じゃないんだから止めとけよ」と止められた。

そのほかにも「これって、どうなんだろう?」という謎の求人もちよいちょい見掛けた。

労働力は本当に足りていないっぽい

「外に出て働こう」と決意した事を主婦仲間に打ち明けると、すでにパートで働いている人達は口を揃えて「もし良かったら、うち紹介するよ」と言ってくれた。

世間では私が思っている以上に労働力が足りていないみたいだった。

パートに出ている主婦はたいてい言うのだ。

  • 人が足りない
  • 人がいないから定年延長して働いている人が多い
  • 65歳過ぎて働いている人なんて普通にいる
  • 40代なんて、まだまだ若手

誘ってくれた仕事は私が苦手とする仕お金に関わる計算のいる仕事だったので、お願いすることはなかったけれど、昨今は私が想像していた以上に年をとっても働いている人が多いみたいだ。

労働力が足りていないのに人を大事にしない

世の中は「労働力が足りない」と言われているのに、不思議と人を大切にしない風潮らしい。

面接に履歴書がいらず「誰でもいいや」的に採用しちゃうのもそうだし、面接して「○日までに合否を連絡します」と言っておいて放置プレイされてしまう…なんて事もあった。

パート主婦の人達の話を聞いていても、人が足りないと言うわりに、人が大切にされていないってのは、どうなんだろとうと思ってしまう。

昨今はSNSに不適切動画を投稿するバイトがいたりして、何かあるたびに「しょせんバイトは…」「非正規雇用のヤツらは…」みたいな意見が出るけれど、給料が安くて、待遇の悪い酷いバイトに忠誠心を期待するのは無理じゃね?

心臓を捧げよと言うのであれば、それ相応の理由なり待遇が必要だろう。

等価交換の法則ではないけれど、それなりの成果を得たければ、見合った賃金なり待遇無しで高いクオリティの仕事を要求するのは無理だと思う。

運が良かっただけだった

短い期間ではあったけれど、色々なパートに応募して不採用をくらった。

そして決まった仕事はこちらかの応募ではなくスカウトだった。

私の仕事はジョブメドレーと言う転職サイト経由で決まったのだけど、採用担当者曰く「ジョブメドレーさんに登録したばかりなので使い方もよく分かってないんですよね」とのこと。

「家庭のことをメインに考えたい」と言う主婦の場合、短時間の事務パートなんて条件的に最高だと思う。

私より若くて仕事の出来る人なんてわんさかいると思うのだけど「たまたま」私が1番先に目にとまって、面接したらフィーリングが合ったので採用されただけのこと。

これはもう「運が良かった」としか言いようがない。

私は独身時代も派遣で散々職場を変わっているのだけれど、毎回「運が良かったな」としか思えないような形で決まっている。

ブランクの長い専業主婦の私が仕事にありついたのは運が良かった…これに尽きる。

長く働きたい

短時間のパートとは言え、どうにかこうにか職を得ることが出来たのだけど、外に出て働くのは久しぶり過ぎてちゃんとやれるのか不安でいっぱい。

きっと想像しているより大変だと思う。

家から近く(自転車10分)て、短時間勤務OK。しかも休みの日は自分で調整しても良い…なんて都合の良い仕事はそうそう見つからないと思うので、出来ることなら長く働きたい。

「チャンスの女神様は前髪しかない」と言うけれど、せっかく掴んだチャンスなのだもの。そう簡単に手放している場合じゃない。

新しい日々がどんな風に進んでいくのか見当もつかないけれど、10年以上自宅に引きこもっていた中年のおばちゃんを採用してくれたのだから、精一杯働いて少しでもお役に立ちたいと思っている。

これからのパート生活については、また日記に追々と記していきたい。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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