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春告鳥 女占い十二か月 杉本章子 文藝春秋

時代小説は苦手なのだけど「面白い」との評判を聞いて手に取ってみた。

なるほど面白かった。時代劇を見ているような…あるいは時代劇風の漫画(浮浪雲とか…)を読んでいるような感覚で読め進めることが出来た。

時代小説初心者でも楽しめる作品だと思う。

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春告鳥 女占い十二か月

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江戸時代にも「占い」は流行し、女性たちはそのお告げに一喜一憂していた。

実際に出版されていた占い本「女用知恵鑑宝織」。女の吉凶を生まれ月ごとにズバリあてるこの本をめぐる女の喜びと悲哀―。

月ごとの風物を織り込みながら、江戸の女の恋愛を生き生きと描き出す、切なくも愛らしい傑作時代小説。

アマゾンより引用

感想

江戸時代の情景がことこまかに描かれていて、言葉の言い回しも洒落ている。

時代劇は時代劇でも『水戸黄門』のような民放時代劇じゃなくて、NHKの金曜時代劇を思わせるちょっと堅い感じも好感が持てた。

ただ…結局のところ、私の時代小説に対する苦手感を覆してくれるほどの作品では無かった。やっぱり、ちょっと肌に合わない。

題名から察しがつくと思うのだけど、江戸時代に生きた女達の物語。

共感出来る話もあったし、気持ちの良い話もあったのだけど、基本的にあの時代の常識にはついていけなかった。根本的に感覚が違い過ぎる。

時代が変わっても人間の営みは変わらないのだから、普遍的な物だってあるとは思うのだけど、考え方とか価値観の違ってくるのはどうしようもないのだろうなぁ。

私達が生きている現代日本も色々な問題を抱えていたりするのだけれど、それでもなお「現代に生まれて良かった」と思ってしまった。

「昔風の女」には憧れる部分が無い訳ではないけれど私には無理過ぎる。

それにしても時代小説って、どんな層が読んでいるのだろう?

私のイメージでは年配の方が好む…という印象があるのだけれど。でも読者の世代が変わっていったら、時代小説ってニッチなジャンルになってしまうんじゃないかなぁ。

昔はテレビや映画で時代劇がバンバン放送されていたけれど、今じゃすっかり衰退している。

小説でいくら精密な描写をしたとしても、実物を全く知らなければイメージ出来ないんじゃないかなぁ……と。

それなりに面白かったけれど、小説と言う形ではなく漫画かドラマで見たいと思った。

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白い木蓮の花の下で
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