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エンタメ小説

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終点あの子 柚木麻子 文藝春秋

「女子校」を舞台にした女子高生の青春を描いた物語だった。 ライトノベルでヒットした『マリア様が見てる』よりも大人向け。そ...

プラナリア 山本文緒 文春文庫

上手いなぁ。山本文緒に不貞腐れた感じの女を書かせたら、最高だなぁ。 ほどよく面白いと思った。山本文緒は今を書く作家さんな...

ひなた弁当 山本甲士 中央公論新社

巷では夢見がちな独身女性を「スイーツ」と読んだり、そんな女性達が好む小説を「スイーツ小説」などと言ったりすることがある。...

夜明けの舟 山本音也 文藝春秋

本を読んで久しぶりに熱くムカついた。 この作品のどこが面白いか全く理解出来ない。たぶん、私はこれを読んで「良かった。感動...

完全演技者 トータル・パフォーマー 山之口洋 角川書店

なんだか思っていた以上に面白くて、良い意味で裏切られてしまった。 基本姿勢は、前回読んだ『オルガニスト』と寸分変わらない...

オルガニスト 山之口洋 新潮文庫

風邪引きで寝込んでいる時の道連れに選んだ1冊だったのだけれど風邪の友としては「難しくもなく」「つまらなくもなく」ちょうど...

嫌われ松子の一生 山田宗樹 幻冬舎

ドラマチックと言うべきか。波乱万丈と言うべきか。松子という女性の一生を描いた「女の一代記」だった。 私は山田宗樹がこの作...

賢者の愛 山田詠美 中央公論新社

十数年ぶりの山田詠美……と思ったら、意外にも読書録に感想を書いていなかった。 山田詠美は『蝶々の纏足』とか『風葬の教室』...

人のセックスを笑うな 山崎ナオコーラ 河出書房新社

この作品はとにかく題名が素晴らしい。とりあえず題名だけで「何だこりゃ?」と興味をそそるので、山崎ナオコーラのセンスはたい...

カツラ美容室別室 山崎ナオコーラ 河出書房新社

山崎ナオコーラ初挑戦。 カツラをかぶった「桂さん」が経営する「カツラ美容室別館」を舞台に、そこへ集う人達の微妙な関係を描...

軽井沢令嬢物語 諸田玲子 潮出版

テレビの2時間ドラマのような話だった。 舞台は第二次世界大戦前後。軽井沢にいる老舗ホテルの令嬢が主人公。主人公は幼い頃か...

昔日より 諸田玲子 講談社

お江戸が舞台の「ちょっといい話」を集めた短編集。たまには、こういう時代物を読んでみるのも良いものだなぁ……と思った。 時...

ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 角川書店

私は毎年、夏は「少年の成長物語を読む」と決めている。単なる妄信に過ぎないのだけど少年にとって「夏」は特別な季節だと思うの...

池袋シネマ青春譜 森達也 柏書房

読者を選ぶ本だと思う。小説なのだが、ぜんぜん万人向けではない。映画だの、芝居だのに興味のない人には読んでられないんじゃな...

津軽百年食堂 森沢明夫 小学館

明治時代に弘前で開業した食堂にまつわる物語だった。 食堂の開業者と、そのひ孫がダブル主人公になっていて、2つの恋が清々し...

シロツメクサ、アカツメクサ 森奈津子 光文社文庫

作者の書くお話は「ちょっと下品なエロが多いけど馬鹿馬鹿しくて面白いから好き」と思っていたのだけれど、今回は「それ以外」の...

姫百合たちの放課後 森奈津子 フィールドワイ

東京の友人が「君ならきっと気に入るはずだ」と、わざわざ送ってくれた1冊である。 レズビアンを主人公にした、エロ・SM・コ...

記憶の繪 森茉莉 ちくま文庫

数年ぶりに再読してみた。相変わらず、森茉莉の書いた物を読むと呆然とさせられる。 50歳を越えた人の文章とは到底思えない。...

妖恋花 幻想押花帖 森真沙子 実業之日本社

森真沙子の作品を読むのは、かれこれ4冊目になるのだが(読書録には書いていないけれど)どの作品も、そこはかとなく「少女漫画...

ホテルモーリスの危険なおもてなし 森晶麿 講談社

かつては名ホテルとして名を馳せたのに、廃業寸前まで落ちぶれたホテル・モーリスが舞台の劇場型ミステリー。 一応、ミステリー...

かもめ食堂 群ようこ 幻冬舎

評判の良かった映画の原作本。映画はかなり人気があったみたいだけれど、私はその良さがちっとも分からなかった。 「もしかした...
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