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"太宰治"

小説太宰治 檀一雄 岩波現代文庫

この小説は檀一雄の夫人である、ヨソ子さんが1番好きな作品だという。小説としては、作者が書いた他の物に較べると見劣りするよ...

愛と苦悩の手紙 太宰治 角川文庫クラッシックス

『愛と苦悩の手紙』は題名ズバリそのままの書簡集だった。作家の日記や、書簡集を読むというのは、推理小説を読むのと少し似てい...

R.I.P.安らかに眠れ 久坂部羊 講談社

前回読んだ『善医の罪』は尊厳死を巡る裁判について書かれた作品だったけれど、今回は自殺希望者を募って殺害した男を巡る物語。...

空芯手帳 八木詠美 筑摩書房

『空芯手帳』は第36回太宰治賞受賞作。題名になっている「空芯」とは偽装妊娠と紙管(主人公は紙管会社で働いている)ことの暗...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別に...
日記

嶽本野ばらの思い出。

嶽本野ばらが危険ドラッグ所持で逮捕されたと知った。このサイトにもいくつか感想を載せているけれど、私もかつて嶽本野ばらが好...

キッスキッスキッス 渡辺淳一 小学館

先人達のラブレターを集めた書簡集。ラブレターの原本に、恋人達のエピソードを添えて作者の解説が入っている。日記フェチ・書簡...

黙市 津島佑子 新潮文庫

読んでいて欝になってしまった。「作家=作品」でない事は分かっているのだけど、こういうタイプの女性とはお友達にもなりたくな...

火宅の人 檀一雄 新潮文庫

久しぶりに再読してみた。再読する作品というのは、多少ならずも愛情を感じている作品ばかりなのだが『火宅の人』は「多少」どこ...

チューバはうたう―mit Tuba 瀬川深 筑摩書房

表題作は第23回太宰治賞受賞。他2編収録。素晴らしく気持ちの良い秀作だった。音楽が好きな人に是非とも読んでいただきたい。...

朽葉色のショール 小堀杏奴 講談社文芸文庫

『朽葉色のショール』は高校時代に読んだことがあるので、再読なのだけれど、ほとんど内容を覚えていなかったので、初めて読むも...

マタニティドラゴン 川本晶子 筑摩書房

表題作と、もう1作短編『ことり心中』が入った短編集。2つしか収録されていない短編集の場合、大抵どちらか片方の作品が気に入...

追悼の達人 嵐山光三郎 新潮社

文学界で活躍した作家達の追悼文と、それにまつわるエピソード通して作家と文学を「死」や「追悼」という視点から語った作品。夏...