52歳になりました。おめでとう、私。よく生きた。
私は年齢を隠さない主義。これは「年齢なんて気にしないわ」と言うサバサバ女子を主張したい訳じゃない。私、猛烈に数字に弱くて家族や友人の年齢でさえ微妙に感知していないから。
例えば…夫とは結婚するまで夫の年齢を把握していなかったし、可愛がってくれている年上の友人達は「なんとなく10歳くらい上の人達」のくくりで、私の年生と数歳上下するくらいの友人については「ほぼ同い年」くらいの気持ちでいる。細かい年齢とか、わりと本気でどうでも良い。
さて。数字の話はいったな横に置くこしにして。50歳を過ぎてからは身体的な変化(老い)を感じるようになった。この春は体調を崩したりもしたし、子宮ポリープも切除した。一般的に言うと52歳にしては元気な方だと思うのだけど、それでも小さな不調は多々感じている。
「死に近づいてきたんだなぁ」と実感するし、だからこそ「やりたい事は今やっとかないと後悔する」って気持ちが強くなっている。だからこそ馬鹿みたいな熱くなって宝塚のチケット取りにチャレンジしたりしたのだ。
ここのところのもっぱらの悩みは「仕事辞めたい」ってことと「娘が面倒くさい」ってこと。どちらも自分の努力だけではどうしようもない事ばかりなのが面倒臭い。
仕事については本気で辞めるにしても1年単位の契約なので来年3月まで頑張るしかない。娘については、まぁずっとそうだった…と言えばそうなのだけど「高校生になったら精神的に大人になるかな」と思っていたのに、案外そうでもなくて厨二病的な事を言い散らかす娘の話を「うんうん」と聞くだけの簡単なお仕事。でも、どちらもストレス半端ない。
52歳になっての目標と言うか野望としては「ベトナム語の会話が出来るようになりたい」ってこと。私の住んでいる地域はベトナム人が増えていて、仕事でベトナム人の方と関わることがあるため挨拶とか簡単なやり取りを出来るようになりたいな…なんて。仕事辞めたいとか言ってるのに、仕事の延長線のことを考えているあたりは我ながら矛盾している。
誕生日当日はプレゼントを貰ったり、自宅でケーキや美味しいお肉を食べたり、せっかくの週末だったのに雨でウォーキングに行けなかったので室内のペンキを塗ったりして過ごした。実に私らしい誕生日だったと思う。
長生きするつもりでいるけれど、いつ死んでも後悔のないように心から「やりたい」と思うことは全力で取り組んで生きていきたい。