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50歳の誕生日記念に1人カラオケに行った話。

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私はもメデタく50歳になった。人生50年の時代なら死んでも良いようなお年頃だけど、母達を見送って娘が1人立ちするまでは、うっかり死んでる場合じゃない。

年齢相応に更年期の影響を感じることはあるものの、大病もせず元気に暮らしている。家族仲も良いしコレと言った不満は何もない。

たぶん何度も書いているし、これからも同じことを書くだろうけど、私は結婚するまでの33年間よりも結婚してからの17年間の方が幸せだし「若い頃の方が良かった」なんてこれっぽっちも思わない。

結婚は人生の墓場じゃないし、年を取るのも悪いことばかりじゃない。年を取って「嫌だなぁ」と思うのは体力的なところが残念になってくる事くらいだ。

…ってな訳で毎日楽しく暮らしているものの、流石に50歳ともなれば自分自身の身の上に何が起こっても不思議ではないので、いつ死んでも悔いが残らないよう毎日を過ごしたいな…と追う。

そして50歳の誕生日は1人でカラオケに行ってきた。

前の職場の都合上6月は丸っと1ヶ月無職になってしまっていた。無職になった時に「無職期間中にやっておきたいこと」を決めたのだけど、その中に「1人カラオケへ行く」って目標があった。

無職期間仲は着々と予定をこなしていたけれど、1人カラオケはまだだったので「これは1人お誕生日会をするしかない」とて、誕生日当日に意気揚々と出掛けてきた。

1人カラオケの先輩に「1人カラオケってどのくらい歌えるものですか?」って聞いたところ「1時間だと少し物足りないかもよ?」と言われたので、時間設定に迷ったけれど初心者なので、とりあえず1時間でお願いした。

カラオケ…と言っても実のところ歌える曲なんてほとんどない。

何しろ飲み会嫌い人間だし若い頃も「職場の同僚とカラオケ」とか出来れば行きたくない派だった。外で働いている時はそれでも付き合いでカラオケに行っていたけれど、結婚してからカラオケなんて行ったことがなかった。

なので知っている曲や最近知った曲を次々入れて「入れてみたものの、やっぱ歌えないや」となったら、曲を止める…って方式にしてみた。

初めての1人カラオケ。しかもカラオケは15年以上ぶり…って感じだったので昨今のカラオケ事情についてのカルチャーショックも凄かった。

  • 平日の午前中に1人カラオケをする人は意外と多い。
  • 曲のセットはパッドで行う(昔はテレビのリモコンみたいなヤツだった)
  • 最近のカラオケの動画凄い!
  • 音量やエコー速度等、カスタマイズ出来る。
  • 動画等の撮影も可能。

ちなみに私が歌ったラインナップはこんな感じ。

  • 昔のアニメソング
  • 最近のアニメソング
  • 打首獄門同好会

コロナ以降、聞くだけなら色々聞いていて、打首獄門同好会以外にBTSや羊文学なんかも好きだけど、BTSも羊文学も歌えそうになかったので、打首獄門同好会の曲をゴリゴリ入れた。

カモン諭吉(打首獄門同好会)

カモン諭吉(打首獄門同好会)

そして歌いはじめてから気がついた。

バンド系の曲って本来は数人で歌う仕様になっているので1人で歌うとなるとめちゃくちゃ疲れる…ってことを。「1時間じゃ物足りないかも」どころか、1時間歌ったらヘトヘトになっていて延長どころの話ではなかった。

1人で1時間歌って、ウーロン茶を1杯飲んで、お値段600円。十分過ぎるほど楽しむことができた。

1人だと思う存分、大声を出せるし、下手くそでも問題ないし、1人カラオケも良いものだなぁ。1人カラオケが好きな人の気持ちが分かる気がした。

私の場合「ハマってしまいました」とまではいかなかったけれど、ストレス溜まって大声を出したい…みたいな事があれば1人カラオケに行くかも知れない。

何にせよ無事に50歳を迎え、50歳の記念に新しいことにチャレンジ出来たことに満足した。

50歳以降は「あの時やっておけば良かった」と悔いが残らないよう、気になることはどんどん突っ込んでいきたいと思う。

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