楽しい金曜日の夕方。娘から「18時に帰宅します。吐き気がするので晩ごはん食べられないかもです」とのLINEが入った。楽しく過ごせるはずだった週末が一転。
- 疲れとかストレスが原因の胃痛?
- 何か悪い物を食べた?
- もしかしてウィルスとか細菌感染系?
……などなど。ヤキモキしていると娘が帰宅。帰宅後はそのままトイレに駆け込んでリバース。夕方の診療も考えたけれど、スポーツドリンクを少しずつ飲ませつつ一旦家で様子見することにした。
それから朝まで大変だった。吐き気が酷いので「しまった…これは夕方診療で診てもらうべきだったか?」と思ったり「明日の朝イチで病院に連れて行くとして、どこの病院に行くべきか?」とスマホで近隣病院を調べまくったり。我が家は1階にしかトイレがないので、とりあえず居間に客用布団を敷いて娘を寝かせた。
吐き気がピークの時は心配したものの、朝に向かっていくにつれて症状が少しずつマシになってきたし、熱を測ると37度4分。微熱があるのでウィルス系の胃腸炎かな…とぼんやり予想する。
娘は小さい頃から健康優良児だったので病気耐性の経験値が低い。
以前、日記にも書いたけれど小学校6年生の時にインフルエンザに罹った時は「シンドイ」とシクシク泣く始末。今回も高校生にしては派手にしんどがったし、甘えん坊全開で「横にいて欲しい」と言うので一晩娘に付き合った。
私が娘の年の頃で同じ症状に見舞われたら「むしろ1人にしておいてくれ。じっとして時間をやり過ごすしかないんだから、とにかくそっとしておいてくれ」って思っていただけに「横にいて欲しい」と言われてちょっとビックリしたと同時に「娘に甘えてもらえる私は幸せだな」と思ったりもした。
娘の背中をさすったり、気晴らしに軽くお喋りしたりしつつ夜を明かして翌朝の土曜日、近所のかかりつけ医で受診した。
診断は胃腸炎だった。身体からウィルスを全部出し切るまでは収まらないアレ。そして収まったら嘘みたいに楽になるアレだ。「少し楽になるように点滴しておこうか」と点滴をしてもらって、薬をもらって帰宅。夕方にはまた少し回復し、日曜日には消化の良い物を食べられる程度には落ち着いていた。
念のため月曜日も学校を休んで家で過ごしたところ、娘は何事もなかったように元気に登校していった。
今回の体調不良は「何か知らんけど菌だかウィルスだかを貰っちゃった系」のようで、本人はしんどかったろうけど大事に至らなくて何よりだった。
生きていれば体調を崩すことだってある。親と一緒に生活している間に「どうやってシンドイ時間をやり過ごすのか」とか「体調不良になったときの対処法」を経験して、娘が1人で暮らすようになった時、対処できるようになっていて欲しいな…と思う。