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意識高い系のとんかつ屋。

意識高い系のとんかつ屋。

娘がアクロバット教室の合宿に行っている時に夫と2人で地元で有名なとんかつ屋さんに行ってきた。

そのとんかつ屋さん。いわゆる「行列の出来る店」。テレビ等にも取り上げられる人気っぷりで「行ってみたいね~」とは言うものの娘は死ぬほど行列が嫌いで、娘を連れてとんかつを食べるたにに並ぶ…なんてあり得ない。なので、今までずっと「うちには関係ない店だねぇ~」とスルーしていたのだけれど、娘が合宿へ行くと決まった時に夫が「この機会に、あの店のとんかつを食べに行こう」と提案してくれた。

日曜日の朝。夫が先んじてウェイティングボードに名前を書きに行き、午前中は夫婦で家族の買い物へ出掛けた。娘の物や日用雑貨など色々買い込んだ後「そろそろかな~」とお店へ向かった。お店の外にあるイスでしばらく待って、その後中にあるイスで待ち、ようやく席に案内された。ちなみに私達がお店に着いた時はすでに「本日の受付終了しました」になっていて「お昼時だし、とんかつでも…」とやってきて人達が何組も帰っていった。

そして待望のとんかつである。

そのとんかつ屋は色々なとんかつがあって、私と夫が注文したのはベーシックなロースとんかつと、ヒレとんかつ。高級路線を行くお高いとんかつもあったのだけど「そこまで出すほど美味しいのかな?」と言う気持ちが捨て切れず、一般的なものを頼んだ。しかし、それでも頼んだとんかつは私の人生で1番美味しいとんかつだった。家で作るとんかつとも、その辺の安いとんかつ屋のとんかつとも違っていて、しっかり豚肉の味がする最高の1枚って感じだった。「このランクでこれだけ美味しいなら高級路線はどれだけ美味しいんだろうね?」と夫と話したほどだ。

とんかつ自体はとても美味しく戴いたのだけど「私、あの店に行くならKYK(関西で展開しているとんかつ専門店)でいいや」と思ってしまった。味だけで言うなら、そのとんかつ屋はのとんかつはKYKより段違い美味しい。だけど雰囲気が悪過ぎるのだ。カウンターだけの店で店主はムッツリしかめっ面。スタッフは全員ピリピリしていて、上司から厳しく叱られるスタッフもいた。店内が狭いため導線が悪過ぎて動き難そうだし、それ以上にスタッフ同士の連携が取れていないのだ。あの店はとんかつは美味しい。だけどとんかつが美味しいだけの店だった。

「また食べたい」と思えるほど美味しい店なのに残念なことである。我が家は今後家族であの店に行く事はない。あの店では美味しく楽しく食事が出来ないのだもの。もちろん、あれはあれでアリなのだとは思う。「マニア向けの店」と言うのかな。ラーメン屋とか、蕎麦屋とか、カレー屋なんかに多い印象。その類のお店は純粋にその料理を食べるのが好きな人が行くお店であって、食事を楽しみたい人が行くお店じゃないのだ。

「とんかつの味は間違いないから地方から遊びに来てれくる友達で、とんかつマニアがいたら案内するけど、そうじゃなければ行かないなぁ」と夫。私も同じ。とんかつが大好きな人がいたら、あらかじめウェイティングボードに名前を書きに行って席を確保した上で案内して差し上げたいけど、そうでもなければオススメ出来ない。それはそれとして、とんかつ自体は美味しかったし良い経験だったと思う。

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白い木蓮の花の下で
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