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ドッタンバッタン大騒ぎ。

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今日はこの日記に何度となく登場している実母の愚痴を書こうと思う。

実母は若い頃から面倒臭い人だったのだけど加齢と共に一層面倒臭さが増してきた。実母が長く患っていた持病については新薬が劇的に効いてくれたおかげで今では心配する必要が無くなった。

腰が悪かったり、足が悪かったりするのは年齢相応って感じなのだけど、このたび神経科・精神科に通うことになった。

今さらな話ではあるのだけれど…実母は若い頃からメンタル系の病気だったのだと思う。

改めて文章にするとビックリするのだけど実母は30代後半~40代前半あたりで専業主婦を事実上引退している。

建前的には「持病がしんどくて家事が出来ない」と言うことになっていた。私は高校生の頃には早くもいっぱしの兼業主婦として、家事と勉強(途中から仕事)に勤しんでいたのだけれど当時は「病気で動けないなら仕方がないな」と思っていた。

ぶっちゃけ「家事出来ないほど酷いか? 自分の好きな事なら出来てる気がするけど?」と腑に落ちない部分がありつつも、当時は父親もメチャクチャだったし、そうこうしているうちに父親が会社潰して貧乏になるわ、そのまま転がり落ちるように病気になって死ぬわ、弟は事故で働けなくなるわで、お金稼ぐ事に必死で母が家事をしない事について深く考える余裕が無かった。

「うちの母、ちょっと変じゃない?」と気が付いたのは結婚して娘を産んでから。

思うに…たぶん母は何十年レベルで精神だか神経だかを病んでいたのだろう。その事に気がついてから、長年疑問に思っていた事が納得する事が出来るようになった。

本格的に精神科・神経科のある病院へ通うことになったキッカケは母が度々「しんどくてたまらない」と発作的な感じで不調を訴え、かかりつけの総合病院へ行くのだけれど、散々検査をしても「どこも悪くありません」と言うことが何度か続き「先生、これってもしかして自律神経とか、精神とかそっち系の病気…って可能性はないですか?」と質問した事から。

主治医から「実は私もそう思っていたんですが…」みたいな話が聞けて、紹介状を書いてもらい通院が決まった。

今のところまだカチッっとした病名はついていないのだけど、治療方針が決まってホッとした…って状態。

先日も大変な事があって右往左往させられた。

夜の10時過ぎ、実家の弟から「今帰って来たんだけど母がいない。母、そっちに行ってない?」と電話があった。

母がいつも持って出掛けるバッグと、押し車も無いとのこと。とりあえず、かかりつけの総合病院に連絡したら案の定そこにいた。

「病院へ行く時は連絡する」と約束していたのだけど、毎度の事ながら約束なんてあってないようなもの。

母が言うには「急にお腹が痛くて我慢出来ないほどの激痛に見舞われたから救急で診てもらいに来た」との事だったのだけど、やはりいつもの通り検査結果は異常無し。

慌てて病院に行ってくれた弟に「低気圧の影響かも知れない。神経科・精神科の病院に通院してる事をお医者さんに説明して」と頼み、神経科・精神科の病院に経緯を書いた診断書を書いてもらって、その晩は帰宅することになった。

そして翌日。

夫と娘を送り出して実家に顔を出したところ「まだ、ちょっとしんどいんだけど」と言いながらも元気そうな母の姿があった。

毎度のパターンからすると低気圧にやられたのだと思う。母が発作的に不調を訴えるのは「嫌なこと(ストレス)のあった翌日」とか「低気圧通過時」が多いのだ。

大事が無くて良かったものの「病院へ行く時は書き置きをするか、子どものどちらかに連絡する」と約束してもらって、次に神経科・精神科に行く時に診断書を持って相談することになった。

ちなみに。今回の騒動は親孝行温泉旅行の2日前の夜の話。色々な意味でドッタンバッタン大騒ぎだった。

「旅行は中止しよう」と言う案も出たのだけれど、落ち着いてしまえば何と言うことのない話だし「家族旅行だから融通もきくし、行き先も車で2時間だから、やっぱり行こう」と言う事になった。

出発はこの日記をアップする土曜日の朝。親孝行温泉旅行が無事に終わるかどうかは、また追々と書こうと思う。

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