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ガチ勢とエンジョイ勢。

最近「ガチ勢」と「エンジョイ勢」と言う言葉を知った。

「ガチ勢」とは本気を意味する「ガチ」と、軍勢とか勢力の意味で「勢」を組み合わせて作られた言葉でゲームをガチでやり込んでいる人や熱心にで取り組んでいる人達の事を言うらしい。

「エンジョイ勢」はガチ勢の反対で、楽しむ事を目的として取り組んでいる人達のこと。最初はゲーム界隈で使われていたようだけど、最近は色々な場所で使われているようだ。

私がはじめて「ガチ勢」「エンジョイ勢」と言う言葉を知ったのは夫が使うようになったからだ。夫はあるゲームにハマっていて、サークルまで作っちゃっているのだけれど、夫や夫の仲間は「エンジョイ勢」とのこと。

ガチ勢とエンジョイ勢。どちらも同じ事しているのに両者の間には越えられない壁がある気がする。

そして私は娘をアクロバット教室に通わせるようになってガチ勢とエンジョイ勢の違いをしみじみと噛みしめるようになった。

娘はスタートが遅く「近くの教室が出来たから」と言う理由で習い始めたたエンジョイ勢。

しかしガチ勢の子達は遠方から車を飛ばして通ってくるのだ。付き添っている母達にタイムスケジュールを聞くと仰天せずにはいられない。

時間がないので夕食はお弁当を作って車内で食べ、宿題も車内でさせるとのこと。子どもが凄いのはもちろんだけど、親も凄い。

私も子どもの頃に習い事はしていたものの、どれもこれもエンジョイ勢だった。

ピアノとか習字とか華道とか一般的な習い事だった…と言うこともあってか、通っていた教室にガチ勢的な生徒はいなかったように思う。実際、一緒に習っていてプロになったとか、プロまで行かなくても「教室の先生になって現役で活動している」って人は聞いたことがない。

良くて「講師(師範)の資格を取った」って程度。なので娘のアクロバット教室ではじめて「ガチ勢」の人達と触れ合う機会を得た。

これは娘の習い事に限った話ではないのだけれど、ガチ勢の人達って楽しそうで憧れてしまう。

「憧れるならガチ勢になっちゃいなよ!」って話なのだけど、人間には性分と言うものがあって誰でもガチ勢になれる訳ではない。

例えば…もし娘がもっと小さい頃に体操と出会っていたとしても、小さい頃の娘を思い返すに、とてもじゃないけどガチ勢の練習にはついていけなかっただろう。

ガチ勢の人達って話をするだけでも本当に楽しいし学ぶことが多い。思えば娘が産まれてこなければ、私は「ガチ勢」と呼ばれる人達は関わることなく一生を終えていたかも知れない。

娘のおかげで色々な経験をさせてもらっているのだなぁ…とありがたく思う。

現在、娘はエンジョイ勢なりに毎日家で練習していて、ようやくちょっと技が出来るようになってきた。技が出来るようになると励みになるようで、一時期は毎晩のように「どうして出来ないんだろう」と悔し泣きをしていたけれど、最近泣かなくなってきて私としてとしても非常にやりやすい。

娘にはエンジョイ勢なりにアクロバットに取り組んで欲しい。

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白い木蓮の花の下で
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