読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

東京オリンピックの体操(男子・女子団体)雑感

記事内に広告が含まれています。

陰キャのガチヲタなのでオリンピック興味ないわ」と言いながら、娘がガチで体操に取り組んでいた時期があるので、体操だけは見逃せなかった。

娘は女の子なので心情的には女子の体操に頑張って欲しいところだけど、話題になったのは男子の体操。

レジェンドの内村航平選手が予選落ちしたのはショックだったし、体操と言う競技の残酷を改めて感じた出来事だった。

体操って競技は「メッチャ凄い技が出来た人が勝つ」みたいなイメージを持っている人が多いけれど、そうではなくて「ミスなく完璧に演じ切る」ってことが超重要になってくる。

条件が色々あるのだけれど「大技やったけどちょいミスしちゃった」って人より「まあまあの技だけどミスなく演じ切った」って人の方が有利なる。

そもそも試合に出る人って全員かなりのレベルに達しているので「どれだけミスをしないか」ってところの勝負になってくる。なので内村航平選手はどんなにレジェンドであったとしても落下した時点でどうしようもなかった。

個人的には最後に花をもたせてあげたかったけれど、こればかりは仕方がない。だけど内村航平選手は日本体操界のレジェンドであることに変わりはないし、惜しみない拍手を送りたい。

「内村航平選手にじゃない人を出した方が良かったのでは?」って意見もあるけど、競技の世界は勝った人が正義。「選手として下り坂だった内村航平選手に勝てなかった」って時点で、駄目だったのだと思う。

その一方で男子の団体は若い選手の活躍が素晴らしかった。金メダルには届かなかったけど、全員伸びしろしかない。

私の推しは何と言ってもチーム最年少の北園丈琉選手。内村航平選手の跡継ぎとして期待されているから…ってことを抜きにして、北園丈琉選手の「体操バカ一代」みたいなところがホント好き。

  • 仮面ライダーになりたくて体操はじめた。
  • 先生が褒まくってくれたから体操が大好きになった。
  • 体操しんどくて辞めようと思ったことがある。
  • お母さんが「体操辞めるんだったら塾に行かせる」って言うので体操続けた。
  • 高校卒業後は大学行かずに実業団を選んだ。

特に好きなのは「体操辞めるんだったら塾に行かせる」って言われて、塾に行くのが嫌過ぎて体操を続けた…ってエピソードと、大学に進学せず(後から通信制の大学入学しているけど)体操だけを見つめる生活を選んた…ってこと。

そして自分の得意なことを突き詰める生き方は凄いと思う。ちなみに北園丈琉選手はアスリート家庭ではなく、普通のサラリーマン家庭で育っている…ってところも浪漫がある。

北園丈琉選手の活躍は今後も要チェック。

そして女子体操は色々と残念な感じだった。娘は予選最後のインタビューを見ながら「辛いわ…これはキツ過ぎる」と呟いていた。

団体戦の場合、ミスしちゃうと「自分が足を引っ張ったから…」って感じになっちゃうのでインタビューは公開処刑も同然なんだよなぁ。ちょいミスがあったとしてもチーム全体でカバーして上位に行ける感じなら問題ないのだけど、そうでない時は本当に辛い。

女子体操も頑張ってる…ってことは分かってる。だけど世界的にみるとそうでもないのが現実。

娘が体操を習っている時も感じていたけど、不思議と体操人口的には女子は決して少なくないけど、娘も含めてパッとしない子が多いのだなぁ。男子と女子でこれだけ差が出てしまうのは、日本の体操界の課題だと思う。

……と。素人がゴチャゴチャ感想を書いてみた訳だけど、最後にこれだけは付け加えておきたい。

そもそも体操の動きって普通の人間の動きを越えているから「体操やって技出来る」ってだけでも凄いし、それが「めっちゃ上手」ってなったら、その時点で神だし、オリンピックに出るとかもはや「別の世界線で生きてる」まである。

かつて体操女子だった娘はオリンピックを観た後で「今でも体操大好きだけど、これから先、もうやろうとは思わない。体操は捧げる物が大き過ぎる」と言っていた。私もそう思う。体操は人生を捧げる勢いで取り組まないと出来ない競技。草野球はあっても草体操はありえない。

人生を体操に捧げ、日々鍛錬している体操選手は本当に素晴らしい。

日本の体操チームのみなさんには心から拍手を送りたい。我が家は体操と縁が切れてしまったけれど、体操を嫌いになることはないし、ずっと応援し続ける。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
体操
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました