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選ばれし苺。

娘と一緒にお風呂に入っていた時のこと。湯船に浸かっていてた娘がしみじみと「綺麗な苺って凄いんだなぁ」と言い出した。

娘は先の日曜日にスイミングスクールの遠足で苺狩りに行ったのだけど、その日は帰宅した後、やれ夕食だお風呂だとバタバタしていて、ゆっくり苺狩りの感想を聞かないまま終わってしまっていた。それなら翌日にでも話をすれば良さそうなものだけど、何事もなく数日が過ぎてしまっていて、私からすると「えっ? 今頃になって苺狩りの話する訳?」と面食らってしまったけれど、娘は突然苺狩りについて語りたくなったらしい。

娘は生まれて初めて苺狩りを体験してみて「いつも食べている苺みたいに綺麗な苺がない!」と言う事実に衝撃を受けたとのこと。

苺狩りの苺は大き過ぎたり、小さ過ぎたり、色が悪かったり、双子苺があったり。娘は小さい頃から定期的にFの畑の収穫にお呼ばれしていて、色や形の悪い野菜は見慣れているはずなのだけど、娘は果物の中で苺を1番愛していて常日頃から「苺は甘くて美味しくて、食べやすくて、見た目も可愛い最高の果物である」との自説を持っている。それだけに「変な色や形の苺」の存在に驚いたようだ。

スーパーで売られている苺は苺のエリート。だけど色や形の悪い苺も普通に食べる分には問題無いし味は美味しい。美味しいけれど高くは売れないからジャムやジュース等の加工品になる…と言うような事を話て聞かせた。

そう言えば子どもの頃、母が気まぐれに苺を育てていた事がある。母の育てた苺は色も形も悪かった。せめて美味しければ良かったのだけど、育て方が悪かったのか、吃驚するほど不味かった。母の育てた苺を食べた時、私は「苺にも貴賎がある」と言う事を知ったのだけど、娘は苺狩りに行ってその事実に気がついたらしい。

今はスーパーに行けば、いつでも甘い苺が手に入る。私が子どもの頃は市場で苺を買っても当たり外れがあったように記憶しているけれど、最近の苺はどれを買っても甘くて美味しい。確かに「特別美味しい苺」と「まあまあくらい美味しい苺」のち外はあるものの「不味い苺」に当たる事はない気がする。なので私の中でも「苺は甘くて美味しいもの」と言う認識が定着してしまっているけれど、苺が甘くて美味しいのは生産者の人達の努力の結晶なのであって、決して当たり前の事ではないのだ。

娘が苺について熱く語ってくれたおかげで、私も色々と考えさせられた。

ちなみに。私がこの世の中で1番愛しているのは苺ではなく日本のさくらんぼだ。単価が高いので苺のように思う存分食べられるものではないけれど、時期になったら1度は食べたいな…と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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