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超一流の雑談力 安田正 文響社

実用書なんてほとんど読む事がないのだけれど、サラリーマンの間で評判になっていると知って読んでみた。

私はサラリーマンではないし、外に出て働いてもいないのだけど、夫の役に立つかも知れないな……と思ったのだ。

夫は技術職で人と関わる仕事をしている訳ではないけれど、歳を重ねるごとに部下が出来たり、社外との繋がりが出来たりして、人と話をする機会が増えている。

私も外で働いている頃は技術系の職場だったので「人と関わる」事は滅法苦手。なので夫婦で読んでみることにした。

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超一流の雑談力

「仕事も人間関係も、すべてはコミュニケーションから始まるのに、「雑談」を大事にしている人が少ない。これは、とてももったいないことだと思う」。

そんな著者のメッセージから生まれた本書は、気合いの入り方、情報の濃さが違います。

無自覚でやっていた話し方や聞き方のクセを指摘されて思わずハッとし、では「どう改善すべきか」が学べる。

人と会う、話す機会が多い方、人間関係で悩まれている方にはぜひおすすめしたい1冊です。

アマゾンより引用

感想

今まで私は「実用書なんてサラリーマンが暇つぶしに読むもの」と言う思い込みがあったのだけど、その考えは間違いだって事を思い知らされた。

実用書も馬鹿にしたものではない。実践出来るか出来ないかはともかく、人生レベルで役に立つ気がする。

この本は題名の通り「雑談」がテーマになっていて、雑談を通じて話し相手とコミュニケーションを取る事が目的になっている。

ヲタクの人は何かと言うと「自分(私)はコミュ障なんで……」とコミュニケーション能力が低い事をアピールする傾向にある。ちなみに私もその中の1人だ。

しかし、作者の安田正は「雑談力はを上げるには才能いらない。トレーニングで誰でも上げていく事が出来る」と言う。

私はずっと敏腕営業マンとかカリスマ店員なんて呼ばれる人は天性のコミュニケーション能力があるものだと思っていたので目からウロコだった。そして実際「なるほどなぁ」と感心させられる内容だった。

何が書かれているのかと言うと、心理学にのっとった行動の取り方、話の方法、話のネタの仕込み方など。それぞれ38項目に分かれていて、具体例を挙げながら説明してあった。

全部読んでみて思ったのはテクニックやコツはもちろん必要だけど、突き詰めていくと「相手に対する思いやり」が大切なのだと思う。

そして、いい年をした大人が「人と話するの苦手なんです」なんな事を堂々と言ってはイケナイな……と反省させられた。

そして、ちょっと面白かったのが手土産の話。「高価なものでなく、手間ひまをかたけ物を渡す」というもの。

世界で富豪と呼ばれるような人達が日本のお土産として「箱に入った20円の風船ガム」とか「カルピスウォーター」などを買っていく話は「なるほどなぁ」と思った。

「相手に気を使わせない程度の物で、かつ渡す相手からするとなかなか手に入らない物を選ぶ」って事なのだけど、この項目に関してだけなら「ヲタク」と言う人達は抜きに出ていると思う。

コミケに参加してみると分かるのだけど、ヲタクの手土産力は半端ない。

コミケの会場では地方の名産や限定物で「相手が貰っても気を使わない程度の手軽な物」が飛び交っている。お世話になっている人に渡す事もあれば、隣り合わせた人に「よろしくお願いします」渡すことも。ヲタク達は自分の手土産力を誇ってもいいと思う。

興味本位で読んでみたけのだけれど、意外と為になったし面白かった。

私はビジネスの場に出る事がないので、読んだ知識をお金に変換する事は出来ないけれど、ご近所付き合いなどに役立てていきたいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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