Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

義母、大惨事。

ハードだった黄金週間が終わり、夫と娘を送り出した月曜日に事件は起こった。午前中に慌ただしく家事を片付けて、PC内職に精を出していた午後、義母から電話がかかってきた。

「まぁ、白蓮さん。私、ここまで来るまで5時間もかかっちゃったのよ」と義母。何の事やら訳が分からず「お母さん、いったいどこにいるんですか?」と聞いたところ「家に決まってるじゃないの。朝から足が動かなくて電話口にくるまで5時間かかったのよ」と言う答えが帰ってきた。

義母が言うには朝から足が全く動かないので、助けに来て欲しいとのこと。

「すぐに救急車を呼んでください。私も病院に行きすから」と言ったのだけど「この状態で救急車に来てもらうのは絶対嫌。汚物を片付けて欲しいのよ」と義母。

説得を試みたものの、義母は「5時間待ったのだから、あと1時間くらい待てる」と頑なに言うし、興奮していて話にならないので、夫や義兄にはメールで連絡して、夫の実家に迎うことにした。

帰宅途中の娘を捕まえて、オヤツと3DSを渡して事情を説明して「おばあちゃんのところで待ってて」と娘を実家に預け、実家の車を借りて義母の元へ急行。

夫の実家は想像以上の大惨事だった。

義母は玄関の電話のところで倒れていて身動きが取れない状態。

「とにかく汚物をどうにかして」というので、救急隊の人が入っても恥ずかしくない程度に始末をして、救急車に電話をしようとすると「荷物を作ってからにして欲しい」と義母。まぁ確かに下着くらいは必要かな…」と、洗った後、畳んでいない洗濯物の山をひっつかんで袋に押し込んでいたら、義母はあれも用意しろ、これも用意しろと言った挙句「そうそう。テーブルの上に化粧セットがあるから…」と言うので「救急車に乗るのに化粧していく馬鹿がどこにいますか!」と怒鳴りつけて、救急車を呼んだ。

義母を怒鳴ったのなんて初めての事で、義母は吃驚していたと思うのだけど、そんなこと気にしている余裕は無かった。

駆けつけてくれた救急隊の人に腰椎圧迫骨折でお世話になっている病院の名前を告げ、今も通院中だと説明すると「受けれ入れてもらえるか確認します」と、問い合わせてくれて、救急隊の中でひどく待たされる事になったけれど、どうにかかかりつけの病院へ搬送してもらえる事になった。

病院に到着したら後は病院にお任せするしかなく、待合室で待つだけの簡単なお仕事。

義母は私にも救急隊の人に「朝起きたら急に動かなくなった」と言っていたので、脳の疾患の可能性もあるのかな…と心配していたら、義兄到着。

とりあえずの処置と診察が終わり、義兄と義母が寝ているベッドの側に行ったところ、義母から予想外の言葉が飛び出した。

「実は日曜日から足が痛くて歩けずに床をハイハイしていた。今朝から動けなくなった」

日曜日は母の日で義母とは電話で話をしている。その時は「変わりないよ。元気でやってる」と言っていたのに、もうすでにその時から駄目だったのだ。

もっと早く連絡してくれていたら、大惨事にはならなかったのに。どうやら命に別条はなさそうだし「白蓮さんは帰りなさい」と義兄が言ってくれたので、義兄の言葉に甘えさせてもらって後の事は義兄に任せて帰宅した。

その日は夫も残業をせずに定時で帰宅して、娘を実家に迎えに行ってくれていた。

命に関わるような事ではなかったから良いとは言うものの「どうしてもっと早く言わないの?」と言う気持ちで一杯。

親の事だから世話をするのは嫌じゃないけれど、義母だって自分のあんな姿を嫁に見られたくは無かっただろうに。

私は最低限の片付けをしただけで救急車に乗ったので、その後の始末は義兄が頑張ってくれたらしい。それこそ泥棒に荒らされたくらいの勢いで大変な事になっていたから、片付けは大変だったと思う。

ちなみに。義母は「治療中の腰椎圧迫骨折以外、何も悪いところはない」との診断を受けた。

「何も悪いところはない」なんて事はないと思うのだけど、少なくとも動ける状態ではなかったため、1泊だけ入院して、翌日からは義兄の勤める病院に転院するよう義兄が取り計らってくれた。とりあえず整形外科に入院する事になったらしい。

義母の足が動かなくなった原因は詳しく調べてみないと分からないし、決して「良かった」とは言えない騒動だったけれど、生きるの死ぬのと言った事でなかったのは不幸中の幸いだった。

てんやわんやの大騒ぎで大変だったけれど、とりあえず入院してくれている間は安心出来る。これからの事はまた追々と分かっていくだろうと思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク
白い木蓮の花の下で
タイトルとURLをコピーしました