読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

義母の長男信仰。

記事内に広告が含まれています。

今日は『義母、大惨事』で書き切れなかった事など。

今回の義母の件に関しては色々と思うところが沢山ある。「どうしてもっと早く言わなかったのか」とか「緊急時に、汚物処理とか見栄張ってる場合か!」とか。

今回の場合、脳の疾患ではなさそうで命に別条も無いから良かったものの、一刻を争うような事だってあると思う。

「自分のみっともない姿を他人に見られたくない」と言う気持ちは分かるし、そこだけは尊重させてもらったけれど、義母の口から化粧セット云々を言われた時は本気でブチ切れてしまった。

今回、改めて感じたのは義母の長男信仰だ。

スポンサーリンク

姑世代の長男信仰

診察と処置が終わって、義兄と私が義母の寝ているベッドの横に案内されて話をした時、義母が「今から家に帰って始末しきれなかった物を始末して洗濯してちょうだい」と言った。

それは誰かがしなければならない事だけど、私としては実家に預けてきた娘の事があるので翌日に行ってどうにかしよう…くらいに思っていた。

義兄が「白蓮さんは子どもの事があるし、後は俺がどうにかするから」と言ってくれた。

そこで義母の口から出たのは「汚れ物の始末をさせるなんて(長男が)可哀想じゃないの」と言う言葉だった。

  • 長男が汚物の始末や洗濯をするは可哀想→分かる
  • 嫁が汚物の始末や洗濯をするのは可哀想じゃない→?

まったくもって大手小町に出てきそうな話で腹が立つより呆れてしまった。

義兄は「後は俺に任せて真っ直ぐ帰って」と言ってくれたので、ありがたく甘えさせてもらったけれど、なんだかなぁ~な展開。

帰宅して夫にその話をしたら「ごめんなぁ。だけど、俺だったら平気で始末させてたと思う」と言われた。

これも凄く分かる。

義母は子どもに対する愛情の深い人だけど、義兄と夫では明らかに扱いが違うのだ。

義母は田舎的な思考の強い人で、長男と次男の間には越えられない壁があるのだ。その次男の嫁である私なんて…と思えばなるほど納得。

義母に対して色々と思うところはあるけれど、不思議と怒りは湧いてこない。

モンスター級に酷い姑だった父方の祖母を見て育っているので、義母なんてむしろ可愛いと思えるくらいだ。

もっとも相手が実母だったら、そうは思えなかっただろうけど。

「姑アルアルって感じだねぇ」とは思うけれど、今回の事は思い出しただけで笑えてしまう。その時は必死だったけれど、さぞや面白い光景だっただろうな…と。

ちなみに。洗濯物は義兄が家に持ち帰り、義姉(義兄の妻)が洗ってくれたらしい。洗濯機5回分あったそうな。

これから義母については、もっと色々な事が起こってくるだろうし、場合によっては私も優しい嫁の顔だけ見せてはいられないと思う。

実際、今回の事ですでに怒鳴りつけている。自分の親の事なので出来るだけの事はさせてもらうけれど、全て義母の思う通りに…とはいかなくなってくるだろう。私も心して対応していきたい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク