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いしいしんじのごはん日記 いしいしんじ 新潮社

『いしいしんじのごはん日記』は題名の通り、いしいしんじの日記だ。

それほど良い作品だとも思えないのだけど、何故だか、しっくりと馴染んでしまった。あまり気に入ったので、読みえた直後に最初のページへ戻ったくらいだ。

行きつ、戻りつ何度も読むほど訳もなく気に入ってしまった1冊。

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いしいしんじのごはん日記

ザックリとこんな内容
  • 2001年。作者、いしいしんじは住みなれた浅草に別れを告げ、三浦半島の港町・三崎へと引越した。
  • 買物かごを提げて毎夕おつかいにでかけ、おいしい魚、おいしい野菜を丁寧簡単に料理して食べる日々の日記。

感想

田舎びた海辺の街で、ゆっくりと暮らしている作者の毎日が羨ましくて仕方がなかった。

新鮮な魚を食べて、お酒を飲んで。近所の子供達と遊んだりもして。私にとって「憧れの生活」が、そのまま形になったような暮らしっぷりだ。

私が作者の書く創作が大好きなのは、たぶん趣味というか、好みが合うからだと思うのだけど、今回の作品を読んで、その事をあらためて確認した。

好きな絵だったり、本だったり、音楽だったり。ちょっとした生方の方向性だったり。共通点が多い人の書くもの…って言うのは、ここまで肌に馴染むものかと驚いてしまった。

どうやら私は「女性っぽい感覚をもった男性作家」が好きみたいだ。

たとえば、宮澤賢治に中島らも。上手く表現できないけれど「なんだか女性っぽい」気がする。ごく稀に、檀一雄や吉村昭のような男っぽい作家さんに惹かれることもあるけれど。

宮澤賢治は、とうに亡くなった人なので、実際の彼を知らないけれど、中島らもにしても、作者(いしいしんじ)にしても、話している内容や、風貌や仕草が、どこか「おばちゃん」っぽい気がしてならない。

異性の作家さんなのに、異性を感じさせないと言うか。

ともかく、すっかり気に入ってしまった作品。

しかし私は作者に言いたい。毎日新鮮なお魚を食べるのは良いけれど、もう少し野菜類も食べた方が良いですよ……と。

そういう私も、どっぷりと「おばちゃん」っぽい世界へ足を突っ込んでいる。作者には、一生ついていきたいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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