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会えるだけで嬉しい。

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昨日、43歳になった。年々、おばさんに磨きがかかっている。

家族に祝ってもらったのはもちろんのことだけど、友人からお祝いのメッセージやプレゼントを貰って幸せな1日だった。

子どもの頃のお誕生日っては「玩具買ってもらえて、ケーキが食べられる日」って認識だったけれど、この歳になると「誰かから気遣ってもらえる」って事が何より嬉しい。

ここ数年、全く会っていなくてメールと物のやりとりしかしていない友人がお誕生日カードに「秋に会いましょう」と書いてくれていて、とても嬉しい気持ちになった。

私もずっと会いたいと思っていたけれど、大人になると家族の事とか、健康上の事とか色々あって、すっかり誘いそびれていたのだ。友人は口に出した事は実行するタイプの人なので「会いましょう」と言うのは社交辞令じゃないって分かっているので、何年かぶりに会えるのかと思うと嬉しくてたまらなかった。

「おばあちゃん(おじいちゃん)孝行したいと思ったら、何か物をあげるんじゃなくて、顔を見せるだけでいいんですよ」って話があるけれど、今までは「や。まぁ、それもそうだけど、やっぱりプレゼントは必要でしょ?」と思っていた。

だけど、この歳になってやっと「会えるだけで嬉しい」「会えるって事が1番嬉しい」って事が分かるようになった。

私の思考も老人寄りになってきたのだな……と思う。

家族がいてくれる事が嬉しいし、自分のことを気遣ってくれる人がいるのが嬉しい。43歳になった自分の姿は子どもの頃に理想としていた自分とは大きく違うけれど、悪くないな……って思う。

お誕生日ありがとう。昨日は良い1日だった。

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