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天王寺高校の授業参観。

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娘が通っている天王寺高校の授業参観に行ってきた。

授業参観は2回目。だけど前回は平日設定で夫婦とも仕事で参加出来なかったので我が家にとって初めての授業参観。

しかし娘は授業参観のお知らせプリントを「貰っていないよ」と渡してくれず、イママイチ要領を得ないまま「授業参観は3時間目と4時間目にあるよ」との口伝えだけで、学校に行く羽目になってしまった。

学校からのお知らせプリントを渡さないとか、もはややってることが小学生男子って感じで情けないことこの上ないけど、娘がそんな風に育ってしまった責任の一旦は私なのだから仕方がない。

夫と2人で出掛けたのだけど、お知らせを貰っていないので「そもそも保護者2人で行っていいのか?」ってことも分からなかったし「もしかしたら事前申請が必要なのでは?」ってことも分からないまま受付へ行って、担当の先生に事情を説明したところ「事前に申請して戴くことになっているのですが、そもそも防犯対策なので入校証があれば大丈夫ですよ」と言われてひと安心。そしてありがたい事に夫婦参加OKだった。

なお娘は「授業参観のプリントなんて貰ってないけど」と言っていたけれど、プリントはちゃんと配布されていたし、生徒ごとに「何名の保護者がどの時間に参加する」と言うリストも作られていた。当然ながら娘の欄には何も書かれていなかった。

小中学校の授業参観は教室の後ろで立って観るスタイルだったので「2時間も立ってられるかな?」と心配だったのだけど、教室の後ろに椅子を用意してくれていてありがたかった。

娘は「どの授業も面白いよ」と言っていたけれど確かに面白い授業だった。

中学校の授業参観は後ろで見ていても眠かった覚えがあるので、こうも違うものかと感心した。そして話には聞いていたけれど生徒同士でディスカッションする時間があって、まったく気が抜けないように構成されていた。私が高校の頃は授業中に寝ていたり、内職をしていたりしたものだけど、ちゃんと勉強しないとついていけない感じ。

土曜日の参観…と言うこともあって、我が家以外にも両親とも参加しているご家庭が多かったのだけど、父親と母親とでは様子が違っていた。

多くの母達は我が子の様子を見ていたのに対して、父達は授業を見ていて、何なら参考資料的配られたプリントをゴリゴリと解いていた…ってこと(問題に挑んでいた母もいたにはいたけど圧倒的に父が解いていた)そしてディスカッションの時間には隣の妻に解説していて、なんかこぅ…子どもに対する対抗心とか「俺もまだ捨てたもんじゃないな」みたいな確認作業をしている感じで微笑ましかった。

結局のところ天王寺高校に通っている子どもの親は、なんだかんだ言って勉強が好きな人が多いのだと思う。

授業参観の内容とは直接関係ないけれど生徒達の服装事情を自分の目で確認できたのも良かった。

先日、娘の誕生日に「なんちゃって制服」を買ったのだけど、娘の言う通り女子生徒の「なんちゃって制服率」は高かった。天王寺高校の制服を着ている子もいたけれど可愛い制服を着ている子が多くて、娘が言うようにイーストボーイ率も高かった。

ただ娘が言うように「女子は全員お洒落だし髪型も服装も手を抜いていられない」って話は明らかに娘の盛り過ぎだった。私服の子もいれば中学生時代と変わらない素朴な感じの子もいた。子どもって生き物は安易に「みんなやってる」とか「みんなやってる」と言う言葉を口にする。

男子は制服派もいればお洒落さんもいたけれど「お母さんがイオンで買ってきました」みたいな子もいて、なんか妙に安心してしまった。

それはそれとして。娘の様子を見ているとクラスメイトと楽しくやっていることが伝わってきて安心した。娘は「学校大好き。クラスメイト大好き」と言うタイプの子だけど、本当に楽しくやっているのだなぁ~と確認作業をさせてもらった。

実のところ娘の成績については惨憺たるものだけど、娘が高校生活を楽しんでくれていることが何より嬉しい。

娘の場合、最初は北野高校に行きたいと言っていたけど、成績が届かず天王寺高校に落としたのだけど結果的には天王寺高校で良かったんじゃないかな…とは改めて感じることが出来た。

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