阪神タイガースが18年ぶりに優勝した。
大阪では「阪神タイガースの優勝を3度見たら死ぬ」みたいな話があるほど、阪神タイガースの優勝は珍しいことだ。ちなみに当然だけど3度の優勝を見た人達も元気に生きている。
それはそれとして。
阪神タイガースの優勝が決まったその日の夜。夫が「明日はジョーシンにエアコン買いに行くぞ」と言い出した。ジョーシンは阪神タイガースのスポンサーで優勝すれば必ずセールをするのだ。そして我が家のエアコンは結婚当初に買った17年物で「そろそろ買い替えが必要よね…」と話をしていたところだった。
翌日。宣言通りにエアコンを買いに行き、ダイキン製のエアコンを購入した。ダイキンを選んだのは日本一のエアコンメーカーだから」ってこともあるけれど、娘が小学生の頃にダイキンのエアコン分解体験に参加して「ダイキン製のエアコンの素晴らしさに感激したから」ってところが大きい。娘が小学生の頃は実験イベント等に行きまくっていたのだ。
ジョーシン電気では優勝セール期間中に商品を買うと「記念グッズ」が貰えるのだけど、得に阪神ファンって訳でもない我が家は記念グッズを前に途方に暮れた。正直いらなかったのだけど捨ててしまうのは忍びないので夫の友人に貰っていただいた。
阪神タイガース優秀記念グッズ
さて。エアコン工事と言うと難関なのがクレーマー気質のお隣への了承を得ること。
過去、何度もその類のことで了承を得るのに苦戦している。今回も5回訪問して了承を得た。夫からは「白蓮さんのクレーマー対応凄いな。うちの会社に来てくれよ」と勧誘される。これが17年の経験ってヤツだ。
そしてエアコン設置の日が訪れた。
「一応、了承してくれたけどお隣が突撃してきませんようにと」と祈るような気持で工事業者を迎え入れて作業を開始したのだけれど、なんと室外機が設置できない事が判明した。
今まで使ってたエアコンと同じパワーのエアコンなので室外機も設置出来るだろうと甘く考えていたのだけれど、ダイキンの上位機種の室外機はどのメーカーよりも大きいらしくて微妙に敷地に入らないのだった。狭小住宅ならではの悲劇である。
工事業者さんに「うちの敷地でも設置できそうなエアコンのメーカーと機種」を教えてもらって、工事業者さんが撤収すると同時に夫とふたたびジョーシンへ向かった。
ジョーシンの人は快く交換に応じてくれて、翌日の日曜日に工事をしてもらえることになった。ありがとうジョーシン。我が家のミスなのに嫌な顔1つせず対応してくれて感謝します。
結局、ダイキンではなく三菱の霧ヶ峰を購入した。「エアコンを買うならダイキン。ダイキンじゃなければ三菱」と思っていたので、第一希望じゃなかったものの、こうなってしまっては「室外機を置ける」って事が何より大事だった。
三菱のエアコンの室外機は我が家の狭い敷地に無事設置された。昨今のエアコンは省エネ的に優秀らしいので、我が家の電気代節約に貢献してくれることを期待している。
それにしても阪神タイガースの優秀から、エアコンですったもんだするとは思ってもみなかった。思ったようにスムーズは進まなかったけれど無事にエアコンが設置できて嬉しい。
取り敢えず我が家の居間のエアコンは「阪神タイガース優秀の年に買ったっ」てことで「そう言えばうちのエアコンは何年使ってたっけ？」ってなった時に迷うことはなさそう。
夫と「私達は4度目の阪神タイガースの優秀は見られるのかな？ 18年後…となると年齢的にどちらか（場合によっては両方）死んでる可能性もあるよね？」なんてことを語り合った。夫婦揃って4度目の阪神タイガース優秀を見られるといいな…と思う。
