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映画『シンクロ・ダンディーズ!』感想。

『シンクロ・ダンディーズ!』は2018年に公開されたイギリスのコメディ映画。

実在するスウェーデンの男子シンクロチームが世界選手権で成功を収めるまでの実話をベースにしているとのこと。

男子のシンクロ映画としては日本だと『ウォーターボーイズ』が話題になったけれと『シンクロ・ダンディーズ』は『ウォーターボーイズ』と違って、登場人物が若いイケメン俳優じゃなくて、中高年俳優を起用しているところが素晴らしい。

そして、もっと素晴らしいのは「中年俳優なのに男前」ってところだ。

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シンクロ・ダンディーズ!

シンクロ・ダンディーズ!
Swimming with Men
監督オリヴァー・パーカー(英語版)
脚本アシュリン・ディッタ(英語版)
出演者ロブ・ブライドン
ジェーン・ホロックス
ルパート・グレイヴス
音楽チャーリー・モール(英語版)
公開イギリスの旗 2018年7月6日
日本の旗 2019年9月20日
上映時間96分

あらすじ

人生も半ばを過ぎて仕事にも私生活にも何もやりがいのない中年男達が主人公。

会計士のエリックは大手企業で働いていたが、単調な仕事と政治家である妻との暮らしに嫌気がさしていたところに些細なことで妻と喧嘩をしてホテル暮らしをすることになった。

そんな中、エリックはたまたまプールへ行くと男子専門のシンクロチームに出会い、そして入会することに。

エリックは仲間達と共にシンクロナイズドスイミング(元アーティステックスイミング)に取り組むうちに、すっかりシンクロの虜になっていく。そしてい、いつしかエリック達のチームは世界大会を目指すことになる。

英国紳士俳優は最&高!

主人公のエリックは『スノーホワイト/氷の王国』のロブ・ブライドン。イケメンの不動産屋ルークは『モーリス』のルパート・グレイヴス。そして、メンバーの中で最高齢者のテッドは『ダウントン・アビー』のジム・カーター。

もう英国紳士俳優祭りと言っても良いラインナップ。「そんな彼らが裸で泳ぐとか誰得よ?」って話だ。

ジム・カーターは良い仕事するなぁ。私、ジム・カーターに諭されたら何でも言うこと聞いちゃうと思う。何と言う説得力。そして何という紳士っぷり。

『シンクロ・ダンディーズ!』はとりあえず、英国紳士俳優が好きな人なら観ておいて損はないと思う。

イギリス映画らしい笑いのセンス

『シンクロ・ダンディーズ!』はコメディ作品なのだけど、爆笑出来るような場面は1つもない。

イギリス映画らしい「クスッ」とした笑いとか、ちょっとブラックめの笑いが基本にななっているので、コメディ好きの方でもアメリカ映画的な笑いを求めて観ると少し残念かも知れない。

イギリス人的な「ちよっと面倒くさい感じの笑い」が随所に散りばめられているので、そう言うノリが好きな人は刺さる気がする。

中年男のキッャキャウフフ

『シンクロ・ダンディーズ』の面白さは、いい年した中年男が小学生男子みたいにキャッキャウフフと楽しそうにしているところだと思う。

世の女性達はよく「男なんていつまでたっても子どもなのよ…」なんて言い方をすることがあるけれど、ホントそれ。全ての男性がそうだとは言わないけれど、いつまでたっても男子小学生の魂を持ち続けている男性は多い。

小学生男子が公園で遊んでいるのを見ると、何をしてる…って訳じゃないのに子犬みたいにじゃれあってキャッキャ楽しくやっている。

『シンクロ・ダンディーズ』はまさにそれ。中年のおじさんがキャッキャするのを愛でるための作品だと思う。おじさんなのに、なんか可愛いく思えてしまう不思議。

男性が集まってキャッキャしているのを愛でるのが好きな女性には是非観て戴きたいと思う。

……もともと、イギリス映画は男性が集ってわちゃわちゃする作品を得意としていて、例えば『フル・モンティ』は男性ストリップの話だったし『ブラス!』は男性ブラスバンドの話だった。ものすごく雑な説明だけど『シンクロ・ダンディーズ!』も同じ流れを組む作品だとも言える。

楽しくて元気出る!

……と。ああだこうだと理屈をつけてみたけれけれど『シンクロ・ダンディーズ』は楽しくて元気の出る良い作品だと思う。

何かに1つの目標に向かって仲間達が頑張る作品って、見ていて楽しいし元気出るよね…って話だ。

コロナ禍の今だからこそ、こういう元気の出る楽しい作品は貴重だし、多くの人に観て戴きたいな…と思う。

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白い木蓮の花の下で
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