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映画『ウォーターボーイズ』感想。

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今さらながら『ウォーターボーイズ』を視聴した。私は公開当時に観ていたけれど、夫が観てないと言うのでケーブルテレビで録画した。

『ウォーターボーイズ』は大好きな作品で、つい数年前に観たような気持ちになっていたけれど、2001年公開とのこと。ざっくり20年近くも前の作品だったとは!

竹中直人はまだまだ若いし、ウォーターボーイズの妻夫木聡や玉木宏は若者感溢れて眩しい感じ。

20年近くも前の作品だけど、意外と古臭さを感じることはなかった。

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ウォーターボーイズ

予告動画を発見出来なかったので参考までに
ウォーターボーイズ
監督 矢口史靖
脚本 矢口史靖
製作 宮内正喜
平沼久典
塩原徹
製作総指揮 桝井省志
出演者 妻夫木聡
玉木宏
三浦哲郁
近藤公園
金子貴俊
竹中直人
音楽 松田岳二
冷水ひとみ
田尻光隆
公開 日本の旗 2001年9月15日

あらすじ

部員が1人しかいない廃部寸前の唯野(ただの)高校水泳部の青春物語。

ある日、廃部寸前の水泳部に美人教師が顧問に着任する。美人教師を目当てに部員は30人に激増したが、美人教師が本当に教えたかったのは、シンクロナイズドスイミングだった。

恐れをなした多くの部員たちは逃亡。

しかし取り残された部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤(玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢(近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女(金子貴俊)の5人は泣く泣く学園祭に向けてシンクロすることになる。

しかし美人教師は妊娠で休職してしまう。さらに学校のプールは、男子がシンクロを行なう事をバカにしたバスケ部により、釣りぼりとして使われる事になった。

周囲からバカにされまいと5人は急にやる気を見せだした。

既にプールに放たれていた魚を捕まえ、オカマバーのママ(柄本明)など地元の商店街から協力を得ながらも、予行演習で全くシンクロらしい演技もできず、水泳部の責任者・杉田(杉本哲太)を怒らせてプールの使用を禁止されてしまう。

学園祭の発表は絶望的になる中、鈴木は予備校で桜木女子高の空手少女・木内静子(平山綾)と出会って恋に落ちるが学園祭でシンクロをやる事は言えないでいた。

ある日、鈴木は木内と訪れた水族館で、見事に泳ぎ回るイルカのショーに触発された鈴木は怪しげなイルカの調教師・磯村(竹中直人)にシンクロのコーチをお願いする。

鈴木はシンクロから離れれかけていた佐藤たちと共に水族館や海で磯村の指導(実はいい様にこき使われているだけ)に鍛えられて、見事に上達していく。

ある日、5人が海でシンクロの練習していた所に水難救助隊が駆けつけてきた。

練習を海で溺れていると勘違いした人による通報だったが、ニュース番組で報道されることになる。

ニュースのおかげで多くの住民をはじめ唯野高全体も惹きつけて、シンクロは正式に実施されることが決まり、水泳部以外の男子達も「シンクロがやりたい」と水泳部に合流。文化祭に向けて猛特訓に励むのだが……

男子校ならではの空気感

久しぶりに観た『ウォーターボーイズ』は初めて観た時と変わらない面白さだった。

……むしろ私自身が年齢を重ねたことで、もしかしたら昔観た時より面白さを感じていたかも知れない。

『ウォーターボーイズ』は男子高校生の青春物語なのだけど、物語の舞台が男子校であることに意義があると思っている。

私は女子校出身者なのだけど「同性しかいない学校」には特有の空気が流れているのだ。

「同性しかいない学校」は、恋愛等のキャッキャウフフな出来事が起こり難い反面、異性に対して虚勢を張ったり、遠慮をしたりしなくても良い分、伸び伸びと馬鹿馬鹿しいことが出来てしまう。

私。女子校、めちゃめちゃ楽しかったし!

『ウォーターボーイズ』を観ていると「そうそう。そのノリ分かるわぁ~」と言うような、同性しかいない学校特有のノリの良さが感じられて「男子校の楽しさ」が上手く表現されていたと思う。

音楽の使い方が絶妙

『ウォーターボーイズ』は音楽の使い方が絶妙に上手いと思う。

『ウォーターボーイズ』以降、シンクロナイズドスイミングと言うとシルヴィ・バルタンの『IRRESISTIBLEMENT あなたのとりこ』を思い浮かべるようになってしまった人は多いのではないだろうか?

IRRESISTIBLEMENT あなたのとりこ

ラストのシンクロナイズドスイミングで使われる曲も往年のヒット曲ばかりなのだけど、それがバッチリとハマっている。

昔の名曲を持ってくるのは映画でよく使われる技法だけど、当時の若いイケメン俳優に昔の曲を当てても違和感がなくて驚かされる。良い音楽は世代を越えるのだなぁ…とシミジミ。

イイ身体のイイ男達

『ウォーターボーイズ』は公開当時から結構なヒットを飛ばした作品なのだけど、実のところ登場人物の男子高校生達は「全員イケメン」って訳じゃない。

妻夫木聡や玉木宏のイケメン枠はさて置き。それ以外のメンバーはイケメン枠を引き立てるべく「普通の容姿」くらいの若者で固められている。しかし「なんだ…イケメンパラダイスじゃないんだ…」とがっかりすることなかれ。

彼らは「脱いだら凄い」タイプの若者揃いなのだ。わかりやすいアスリート体型の人が多め。そして痩せ型やポッチャリ型の若者でさえ、よく観るとイイ感じの筋肉がついている。

男達にシンクロナイズドスイミングをさせる…ってことで「イイ身体の男」が集められてのだと思うのだけど「イイ身体の男達を集めたものだなぁ」と妙に感心してしまった。

エッチな意味ではなくて、男も女も「イイ身体の人」ってのは観ていて飽きない。

とにかく元気になれる映画

『ウォーターボーイズ』は物語の筋や構成云々…なんて難しいことは考えず、無心になって観ることをオススメしたい。

男子高校生の元気さと勢いだけで押し切っていく感じのノリの良さは最高だし、特にラストのシンクロナイズドスイミングの発表場面は文句なしの100点満点。

夏の日に観たい元気になれる映画だと思う。

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白い木蓮の花の下で