私は放課後等デイサービスで働いている訳だけど、スタッフの1人が怪我をして人手が足りなくなったので遅くまでシフトに入ることになった。
怪我をしたスタッフが治るまでの話だし、そもそも娘は中学2年生なので私が遅くまで家にいないからと言って、実のところ問題はない。
塾のある日は夕食が早くなるので困ると言えば困るのだけど、それについても家を出る前に夕食を作っておいて「自分でチンして食べて塾行ってね」で通用する。
シフトが変わると日頃関わることのないスタッフと関わる時間が増える。
今までパート先では「ここの職場は良い人ばかりだから嫌な思いした事、1度もない」って思っいてたけど、今まで深く関わったことのないスタッフもいたので「今まで関わったことのない人達の中に入ったらどうなるんだろう?」とドキドキしていたのだけど、まったく問題なかった。むしろ仲良く良い雰囲気でやっている。
相手も心を許してくれたようで仕事以外の話もするようになったのだけど、この春に辞めたスタッフについて質問されてしまった。
「○○さんって、あれから遊びに来たりすることあります? 私、挨拶もせずに終わってしまって寂しいんですよね。ご結婚されるのにお祝いも言えなかったし……確か、ご結婚されてご主人の仕事の都合で他県に引っ越されたんですよね?」と。
そのスタッフは私もいまだに微妙な気持ちが残っている。
……と言うのも。彼女が結婚したのは本当だけど、他県に引っ越した…って話は嘘なのだもの。
彼女、自転車圏内に住んでる。放課後等デイサービス的に言うなら送迎圏内。地元のショッピングモールで出くわしても不思議じゃないレベル。
私は事務員と保育士を兼務していて、スタッフのプライバシーに関する情報も何だかんだと知っている。
だけど「いやぁ~。実はご結婚後も近くに住んでおられるんですよね。その辺でバッタリ会うかも知れませんよ」とは流石に言えない。
「私もあれっきりお会いしてないんですよ。寂しいけれどおめでたい事だし、仕方ないですよね~」と嘘をついた。優しい嘘ってヤツだ。
私はこのブログで何度となくパート先のことを「自分にとって働きやすい職場です」と書いているし、その気持に嘘はないけれど、それが全てじゃない。実際、私も時給が上がらなかったら辞めようと思っているくらいだし。
……と。話が脱線しかけてしまったけれど、私は声を大にして言いたい。
「安時給のパート主婦にプライバシーに関する仕事を任せるなよ。社員にやらせろよ!」と。
普通に考えてみて欲しい。今回のケース。私がお喋りなオバチャンだったら「実はここだけの話なんですけどね…」と色々喋らないとも限らないのだ。社長や上司から信頼されているのは嬉しいことだけど、ちょっとモヤモヤしてしまう。
知りすぎてしまったパート主婦の今後の活躍にご期待ください…ってことで、今日の愚痴はここままでにしておく。続きを読む→障害者の性と性教育。放課後等デイサービスの現場から。