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年賀状と住所録の整理。

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我が家は年賀状は律儀に出す派……とは言っても、裏も表も業者まかせ(挨拶状ドットコム)の印刷なので意外と手間は掛かっていない。年賀状シーズンは宛名印刷も無料なので、家でプリンター印刷するよりもトータルとしては安くついている。

毎年、喪中ハガキと年賀状を見て年賀状印刷を頼んでいるサイトに登録している住所録の整理をするのだけれど、今年は年賀状を辞めてしまった人が多かった。

「付き合いないし来なくても当たり前だよなぁ」って人は特に何も思わなかったのだけど、そうじゃないものもあった。

子どもの頃に習っていた書道の先生から年賀状が届かなかったのだ。

私は子どもの頃から長く書道、ピアノ、華道を習っていて「師匠と弟子は一生師匠と弟子」みたいな気持ちが刷り込まれている。

ピアノの先生はお引越し等で連絡先が不明になってしまった。華道の師匠はすでに他界されている。

書道の師匠は2人いて、1人はすでに他界されているけれど、もう1人の師匠とはずっとずっと年賀状だけの関係が続いてて、私は律儀に出し続けていたし、師匠からは達筆な年賀状が届いてた。

それなのに今年は書道の師匠からの年賀状は届かなかった。

思えば…師匠は私の親よりもずっと年上だった。小説家になりたくて本業の傍ら小説を書いている人で「自分の書いた小説を読んで感想を聞かせてくれ」とか言ってくるような面倒くさい人だったけど、小説の好きな人だけあって話がとても面白かった。

私は書道なんて下手くそだったのに辞める機会を失ってしまってダラダラ通い続けていたけど、仕事が忙しくなったのを機に書道を辞めた。

書道を辞めてからも交流は続いていたけれど、年賀状が届かなかった…ってことはお亡くなりになった…ってこどたと思う。

そう言えばお世話になった小学校の先生の住所を削除したのも数年前のこの時期だった。

自分の親よりも年上の師匠や先生が亡くなっていくのは当たり前の流れではあるけれど、少し寂しい。

我が家が年賀状を出し続けているのは親戚とかお世話になった年長者に近況報告をするためなのだけど、この調子でリストが減っていったら、そのうち年賀状を出さなくなる日がくるのかも知れないな…なんてことを思った。

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