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嬉しかった年賀状。

我が家は年賀状を出す派。

若い頃は「年賀状だけの付き合いなんて馬鹿みたい」と思ってたけれど、今はすっかり宗旨変えして「年賀状だけの付き合いでもいいじゃない。元気にやっている事が分かるだけでもいいじゃない」と思っている。

恩師や目上の人、親戚等には返事が来るとか来ないとかに関わらず「お陰様で元気に暮らしています」と言う意味で、毎年家族写真付き(娘だけでなく私も夫も写ったもの)の年賀状を投函している。

年賀状をもらう枚数は年々減ってはいるものの、それでも「年賀状だけで近況を知らせあっている」と言う相手が何人かいる。

それこそ「年賀状だけの付き合い」なので、親が亡くなって喪中欠礼のハガキが届き「えっ? お母さん亡くなったの? 私も子どもの頃はお世話になったのに」と慌ててお供えを送ったり、逆に家族写真に見たことのない赤ちゃんが写っていて「家族が増えました」なんてこともある。

……とは言うものの。

私は現在45歳。友人知人の多くは私と似たり寄ったりの年齢か年長者って感じなので「家族が増えました」な年賀状はとんと届かなくなっていた。むしろ「息子も大学に入ってやれやれです」みたいな年賀状が増えている感じ。

ところが、今年は久しぶりに「家族が増えました」な年賀状が舞い込んできた。

働いていた時の同僚で夫婦共知っている間柄。一緒に働いている時は彼らには子どもが2人いて、私が娘を妊娠した時も心から喜んでくれた。

同僚夫婦はその後、もう1人子どもが生まれて3人の男の子を育てていたのだけれど、今年の家族写真に見知らぬ赤子が写っていた。しかも3ヶ月だと書いてある。

「ちょっと待って? あの夫婦って私より年下だったはずだけど10歳下とか…って訳じゃないよね? 妻は何歳で末っ子出産したの? 末っ子も男の子で4人兄弟?」

ビックリするやら、お目出度いやら。思わず何年かぶりにメールを送ってしまった。

「いやぁ。上の子達がめっちゃ手伝ってくれるから、思ってたより楽だよ」と幸せそうな返事が返ってくた。

今の御時世で子どもを4人育てようだなんて素晴らし過ぎる。

ちなみに同僚夫婦は決して「貧乏人の子だくさん」タイプではなく、むしろしっかりした家庭を築いている。

あの夫婦なら子どもが3人だろうが4人だろうが、しっかり育てていくのだろうと思うし、他人事ながら心から嬉しく思った。

ここ数年は年賀状だけの付き合いをしている人達から訃報ばかりが届いていたのだけれど、久しぶりに嬉しい年賀状だった。

年賀状だけの繋がりでしかないけれど、関わりを持った人達が幸せに暮らしているの知るのは良いものだ。

わたしもいつか高齢になって「年賀状を出すのがもうしんどい」と言う日が来るかも知れないけれど、その日が来るまで年賀状の習慣は続けていきたいな…と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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