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カラオケ喫茶で盛り上がる高齢者達。

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新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。

「冬になったらヤバイよ」ってことはずっと前から言われたことなので「いまさら騒ぐほどでもない」って考える人もいるかも知れないけれど、平穏な気持ちではいられない。

……と言っても自分で出来ることは限られているので、感染者数が増えたからと言って騒ぎ立てることはない訳だけど、このご時世に無茶をしている人を見ると微妙な気持ちになってしまう。

大阪(もしかしたら関西?)には「カラオケ喫茶」と呼ばれる飲食店がある。若者が行くカラオケボックスとは似て非なる施設で、高齢者に大人気。

私は言ったことがないのだけれど、要するにカラオケが歌える喫茶店。喫茶店と言っても店構えはスナックと同じような感じ。お店によってはカラオケ教室を開いていたり、店の中にステージを作って、演歌歌手さながらにドレスを身に着けて歌えたりもするみたい。

私は今までカラオケ喫茶に対して悪いイメージは持っていなかった。

生きていくなかで趣味はないよりもあった方が良い。「衣装を着てステージで歌えるなんて歌手ごっこみたいで楽しそうだね」くらいの気持ちでいた。

だけど、このカラオケ喫茶。非常事態宣言が出ている時は休業しているお店が多かったのだけど、非常事態宣言が解除されてからは自粛するでもなく、各店舗毎日高齢者で賑わっている。

しかもお店の入り口には「たこ焼きパーティします」とか「クリスマス会のお知らせ」とか「忘年会のお知らせ」みたいな張り紙をしているのだ。

たこ焼きパーティ? クリスマス会? 忘年会?

重症化リスクが高いとされいる高齢者が多数集って、換気の悪い室内で飲み食いして歌うの?

もう重症化リスクの高い高齢者は病院と日用品の買い物以外、外出禁止にしちゃっても良いんじゃないかな。

カラオケ喫茶は大繁盛。高齢女性対象のスポーツクラブ(カーブス)も大混雑。市民グループ的な習い事教室はいつ見ても高齢者でいっぱい。

「コロナが広がるのは街中で遊び歩く若者が悪い」みたいなことを言う人がいるけれど、高齢者だって負けていない。

結局のところ我慢出来る人は我慢するし、我慢できない(と言うかしないと決めている)人は死んでも我慢しない…ってことなのだと思う。

だけど、やっぱりカラオケ喫茶で忘年会はどうかと思う。

医療現場は逼迫していると言われているけれど、好き放題遊んでコロナに罹った人を医療従事者達が治療しなきゃならないなんて理不尽にもほどがある。

私がプンスカ怒ってみたところで、どうなる…って訳じゃないけど、カラオケ喫茶の張り紙を見て「ふざけんな!」って気持ちを押さえきれないでいる。

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日記
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