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バレリーナの情熱 森下洋子 角川文庫

バレリーナである森下洋子が、バレエや自分の生き方について綴ったエッセイ集である。

文筆を本業としていない人が書いているので文章的には面白くない部分も多かったがスペシャリストの話というだけでも読む価値はあると思う。

何よりも、森下洋子という人の「バレエ馬鹿」ぶりが魅力的で気持ち良く読み進めることができた。

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バレリーナの情熱

森下/洋子
1948~。広島県生まれ。バレリーナ。3歳よりバレエを始め、バレエ少女として人気を博す。

1974年に清水哲太郎と組み、国際バレエ・コンクールで金賞を受賞。国内外で多くの舞台を務め、不世出のプリマバレリーナと称される。

現在松山バレエ団団長。夫の清水哲太郎は松山バレエ団の総代表を務める。

バレエ歴は55年を越え、長年にわたり、日本のトップバレリーナの地位についている。これほど長く第一線のバレリーナであるのは世界でも稀である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

アマゾンより引用

感想

「バレエ馬鹿」「役者馬鹿」「漫画馬鹿」「映画馬鹿」……私は○○馬鹿と言われる人達が大好きだ。

しかも幼い頃にバレエ漫画を読んで大きくなったクチなのでバレエというのは憧れの世界で、その道のスペシャリストの話というのは、それだけでも充分にドキドキしてしまった。

森下洋子がバレエを通じて出逢った人の話や、バレエに対して思うことなどを通して森下洋子がどれほどバレエを愛しているのかが伝わってきて「この人はバレエだけしか出来ない人なのだなぁ」と思った。

森下洋子はまさに「バレエ馬鹿」だと思う。

たった1つのことしか出来ない、あるいは考えられない人というのはイビツささえ漂うけれども「1つのことしかできない」人とは色々なことが出来るのに「これ」ということの出来ない人よりも何かを掴んでいる気がする。

本の話からそれてしまうけれども「主婦」と呼ばれる方と話をしていると「私なんて、家のことと、子供を育てることしかできなくて」なんてことを耳にする機会が多い。

しかし、独身の私からみると「子供を育てることが出来るだけでも充分ですとも!」と思ってしまう。

人が、それぞれに与えられた役割を遂行する姿ほど美しいものはない……というのは私の勝手に思い込みなのだが。

1つのことに熱くなれる人の話を読むと、それだけで元気になるような気がする。何かに賭ける情熱って素晴らしいなぁ……と思える1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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