週末、娘とクリスマスの買い物に出掛けた。
娘がサンタクロースを卒業してからというもの、娘のクリスマスプレゼントは一緒に買いに行くことになっている。現在、我が家では「娘にイキった恰好をさせよう計画」を進行中……と言うこともあって「洋服とか帽子が欲しい」と言うので、阿倍野の109に出掛けた。
最近、娘が気に入っているのはPINK-latte(ピンクラテ)と言う小中学生向けのブランド。PINK-latte(ピンクラテ)で帽子やスカートを購入した。
PINK-latte(ピンクラテ)では既に卒服(卒業式に着る服)が売られていて、数組の母娘が卒服を選んでいた。
私も「卒業式は3月だし年明けにでも買いに来るかな~」なんて思いつつ、他のお店を覗いてみたら、どこも卒服を買い求める親子連れで一杯。娘と一緒卒服を見ていたら、店員さんに「試着してみませんか?」と声を掛けられた。
私はお洒落的な常識がないので店員さんにいくつか質問してみたところ、衝撃のこたえが返ってきた。
- 卒服販売は今がピーク
- 年明けにはサイズが無くなるものも出てくる
- 気に入ったものがあれがお取り置きします!(キリッ)
店員さんが「売上を伸ばしたい」と言うことで話を盛ってい部分はあるにしても、実際どこの店舗でも卒服を選ぶ親子連れで一杯だったし、娘も「クラスの友達も卒服買ってる子が多い」と言うではないか。
……この流れ…買うしかないやん。今でしょ?
イマドキの卒服事情を親切に色々教えてくれて、試着させてもらった店舗の服は娘の好みではなかったので「ちょっとお茶飲んでもう1度来ます」と一旦撤収。お茶飲んでATMで現金降ろして(予定外の買い物が出来るほどの持ち合わせがんかった)、再び109へ突撃した。
たかが洋服。されど洋服。もう私の想像を越えた世界だった。
小学生向けブランドのお店だと言うのに試着室が満員過ぎて、ファミレスみたいに名前を書いて店員さんに試着室の順番を呼び出してもらう方式。「ただいま○名様がお待ちですので、順番が来ましたらお呼び出しいたします」って言われるのだから驚きだ。
娘には「あとで後悔しないためにも妥協しちゃ駄目。とにかく自分がコレだと思える服を選びなさい」と伝えて、ああでもないこうでもない…と4着ほどとっかえひっかえ試着。どうにかこうにか気に入った卒服を選ぶことが出来た。
たかが洋服…されど洋服。
服を買うのがヲタクで言うところの「推しの数量限定グッズを買う」みたいなノリがあるとは知らなかったよ。
乗り遅れることなく卒服を購入することが出来たのはラッキーだった。
……とは言うものの、卒業式の服なんて、イオンでもヨーカードーでもしまむらでも売っているって事くらい私にもよく分かっている。だけど娘のお洒落に力を入れると決めた以上、そこは譲ってはいけないところだと判断した。
何よりも娘が「卒服着て卒業式に出るのが楽しみ」と言ってくれるのが嬉しいではないか。
それにしても、女子のお洒落って大変なんだなぁ。
色々と分かっていないところの多い母だけど、少しずつ学んでいきたい。