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髑髏城の七人 中島かずき マガジンハウス

『髑髏城の七人』の作者である中島かずきは関西系の小劇団『劇団☆新感線』の座付き作家である。

中島かずきは小説家ではなく脚本家。この作品は、脚本のノベライズ化ということになる。

『髑髏城の七人』は人気が高かった作品で、私も大好きだったので手にとってみたのだが、読み物としてはいただけない感じだった。

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髑髏城の七人

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時は戦国、天正一八年。関東一の色里、無界の里に関東髑髏党が襲来した。

里にかくまわれていた沙霧を狙う髑髏党の前に、客の捨之介や里の主・蘭兵衛らが立ちはだかる。じつは、捨之介と蘭兵衛、髑髏党を率いる天魔王には深い縁(えにし)があった――。

戦国末期、信長の亡霊と無頼の徒の死闘を描いた『劇団☆新感線』代表作の小説版。

アマゾンより引用

感想

脚本家が小説を書くつツマラナイというセオリーを地でいってしまった感じがする。

作品に対して思いいれがあるのは分かるけれど、これなら実力のあるジュニア小説作家さんにでもノベライズ化を依頼した方が良かったのではないかと思った。

物語は決して悪くない。が、しかしお芝居と小説は違うのだ。

お芝居にはお芝居の、小説には小説の良さがあり、またそれぞれ「出来ないこと」というものが存在する。

私は元の舞台を知っていて読んだので、そこそこ楽しむことができたけれど、小説を単体で買って読んだ人は、きっと訳が分からなかったのではないかと思う。

登場人物は多すぎるし、台詞は大げさすぎるし、視点がコロコロ変わり過ぎるし……それらは全てお芝居の流儀だ。

役者がいて、音楽があって、背景がある中でなら伝わるだろうが活字では、そうはいかない。

私はこれでも一応『劇団☆新感線』のファンなので、ファンの欲目でもって「面白かった」と書きたいところだが、これは酷すぎだ。

ファンブックとして読むならともかく、独立した読み物としては、まったくレベルの低い1冊だったと思う。

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白い木蓮の花の下で
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