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エンタメ小説

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絵描きの植田さん いしいしんじ ポプラ社

雰囲気自体はすっごく好きだ。 主人公の住む鄙びた村は、子供の頃に遊びに行った鹿児島の曾祖母の村を思い出させて、目頭が熱く...

ポーの話 いしいしんじ 新潮社

私にはちょっと難しい作品だった。壮大過ぎると言うか、複雑怪奇と言うか。 毎度おなじみの「いしいしんじワールド」なのだけど...

白の鳥と黒の鳥 いしいしんじ 角川書店

なるほど…そうきたか。やっぱり、そうだったか……とて思わず、ほくそえんでしまった1冊だった。 いしいしんじの描く作品は哀...

ぶらんこ乗り いしいしんじ 新潮文庫

面白過ぎて興奮してしまった。私はこれから作者のことを「暗黒童話屋」と呼ぶことにする。 ひらがなが多目で、やさしい文章を書...

トリツカレ男 いしいしんじ ビリケン出版

尊敬している読書の師匠が推薦しているのを見て以前から気になっていた1冊。図書館へのリクエストが叶って、やっと手元に届いた...

麦踏みクーツェ いしいしんじ 理論社

なにげに……宮澤賢治の持つ雰囲気と似ているような気がした作品だった。 時代背景の分からなさ加減だの、登場人物の変な言葉遣...

空飛ぶタイヤ 池井戸潤 実業之日本社

『下町ロケット』に興奮していたらツイッターで面白いと勧めてくれる方がいて、早速読んでみた。なるほど、とても面白かった。企...

下町ロケット 池井戸潤 小学館

『下町ロケット』は2011年度の直木賞受賞作品。 芥川賞とか直木賞の受賞作って、頭を抱えるような物が多くて、ここ数年敬遠...

シャイロックの子供たち 池井戸潤 文藝春秋

池井戸潤は初勝利の作家さん。元、銀行員とのこと。 銀行を舞台にした小説。金融小説と言うのだろうか。けっこう面白かった。『...

娼年 石田衣良 集英社

ある意味において面白い作品だった。しかし「ある意味において」というとこかポイントだったりする。 文章が特別素晴らしい訳で...

うつくしい子ども 石田衣良 文藝春秋

酒鬼薔薇事件をモチーフにして描かれた衝撃の作品……ということになるのだろうか。 ドロドロとしたテーマを上手に調理していて...

雛を包む 有吉玉青 平凡社

有吉玉青は『恍惚の人』『華岡青洲の妻』の作者、有吉佐和子の娘さん。 私の中では「エッセイを書いている雑文屋さん」の印象が...

車掌さんの恋 有吉玉青 講談社

読んでいる最中に「あれっ。ありがとうござって、けっこう若かったんだっけ?」と思わず作者の生年月日を確認してしまった。 私...

後ろ向きのジョーカー 荒木一郎 新潮社

古き良き東京の芸人さんの物語で、ちょっとイイ感じだった。 作者の荒木一郎は芸能人(私はよく知らない人だが)らしいので、一...

モルヒネ 安達千夏 祥伝社文庫

足立千夏の作品に挑むのはこれで2冊目。 1冊目は「読後、不愉快な気分にさせられた作品だった」と書いたけれど、これも1冊目...

見憶えのある場所 安達千夏 集英社

読後、不愉快な気分にさせられた作品だった。 破綻した家族の話と言うべきか、それとも自分を見失った女の話と言うべきか。ある...

憧れの女の子 朝比奈あすか 双葉社

朝比奈あすかは初挑戦の作家さん。 題名だけ見て「素敵な美少女が出てくる青春小説に違いない」と、勝手なイメージでもって手に...

バッテリーⅥ あさのあつこ 角川文庫

意地だけで読みすすめていたバッテリーシリーズも今回でオシマイ。感想はこの一言に尽きる。 「最後まで投げ出さずに読みきった...

バッテリーⅤ あさのあつこ 角川文庫

ここまで来ると、もはや意地。 2冊目以降は毎度のように「もう読まなくてもいいよね」と思うのだけど、どんな作品でも最後まで...

バッテリーⅣ あさのあつこ 角川文庫

『バッテリー』のシリーズもやっと4冊目。 ちっとも面白いと思っていないのだけど、手を付けた限り、最後まで見届けてやらねば...

バッテリーⅡ あさのあつこ 角川文庫

心待ちにしていた『バッテリー』の続編が文庫化されていたので、早速、手にとってみた。 『バッテリー』で受けた感動を思えば、...
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