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「も」の作家

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50音順の分類で「も」に属する作家の作家の書いた本の感想です。

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母親病 森美樹 新潮社

図書館で表紙と題名に惹かれて手に取った。前知識ゼロだったので「最近ありがちな毒親とかがテーマの話なのかな?」と思いきや、...

キキ・ホリック 森晶麿 KADOKAWA

『キキ・ホリック』と言う題名に惹かれて手に取った。 私は「キキ」と言うと、角野栄子『魔女の宅急便』を思い出してしまう世代...

焼け跡のハイヒール 盛田隆二 祥伝社

盛田隆二の作品を読むのはこれが初めて。図書館で見つけて題名に惚れた。 少し前に読んで気に入った『彼方の友へ』が第二次世界...

ボクたちはみんな大人になれなかった 燃え殻 新潮社

Twitterで評判が良さそうだったので読んでみた。好き嫌いはともかく、おっさんホイホイ的作品だと思う。 読みはじめて思...

空にむかってともだち宣言 茂木ちあき 国土社

2017年度青少年読書感想文全国コンクール、中学年の課題図書。 夏休みの読書感想文と聞いただけで、苦々しく思い出が込み上...

乱暴と待機 本谷有希子 メディアファクトリー

芥川賞受賞記念って事でもう1冊読んでみた。 お兄ちゃんから復讐される事を待っている引きこもりの妹と、その妹に復讐する事を...

軽井沢令嬢物語 諸田玲子 潮出版

テレビの2時間ドラマのような話だった。 舞台は第二次世界大戦前後。軽井沢にいる老舗ホテルの令嬢が主人公。主人公は幼い頃か...

昔日より 諸田玲子 講談社

お江戸が舞台の「ちょっといい話」を集めた短編集。たまには、こういう時代物を読んでみるのも良いものだなぁ……と思った。 時...

ペンギン・ハイウェイ 森見登美彦 角川書店

私は毎年、夏は「少年の成長物語を読む」と決めている。単なる妄信に過ぎないのだけど少年にとって「夏」は特別な季節だと思うの...

今昔 森田たま 暮らしの手帳社

表紙の装丁が素敵だったので手にとってみた。 パラパラめくると、着物の話などが書かれてあったから「明治生まれのセレブな奥様...

池袋シネマ青春譜 森達也 柏書房

読者を選ぶ本だと思う。小説なのだが、ぜんぜん万人向けではない。映画だの、芝居だのに興味のない人には読んでられないんじゃな...

バレリーナの情熱 森下洋子 角川文庫

バレリーナである森下洋子が、バレエや自分の生き方について綴ったエッセイ集である。 文筆を本業としていない人が書いているの...

津軽百年食堂 森沢明夫 小学館

明治時代に弘前で開業した食堂にまつわる物語だった。 食堂の開業者と、そのひ孫がダブル主人公になっていて、2つの恋が清々し...

シロツメクサ、アカツメクサ 森奈津子 光文社文庫

作者の書くお話は「ちょっと下品なエロが多いけど馬鹿馬鹿しくて面白いから好き」と思っていたのだけれど、今回は「それ以外」の...

姫百合たちの放課後 森奈津子 フィールドワイ

東京の友人が「君ならきっと気に入るはずだ」と、わざわざ送ってくれた1冊である。 レズビアンを主人公にした、エロ・SM・コ...

吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 森光子 朝日文庫

明治時代、自由廃業した花魁、森光子が書いた日記。 森光子は歌人である柳原白蓮を頼って吉原を出て、告発本とも言えるこの作品...

記憶の繪 森茉莉 ちくま文庫

数年ぶりに再読してみた。相変わらず、森茉莉の書いた物を読むと呆然とさせられる。 50歳を越えた人の文章とは到底思えない。...

妖恋花 幻想押花帖 森真沙子 実業之日本社

森真沙子の作品を読むのは、かれこれ4冊目になるのだが(読書録には書いていないけれど)どの作品も、そこはかとなく「少女漫画...

ホテルモーリスの危険なおもてなし 森晶麿 講談社

かつては名ホテルとして名を馳せたのに、廃業寸前まで落ちぶれたホテル・モーリスが舞台の劇場型ミステリー。 一応、ミステリー...

ぬるい毒 本谷有希子 新潮社

ものすごく嫌な気持ちになる作品なのだけど、わりと面白かった。 好き、嫌いで言うと決して好きとは言えない作品だけど、こんな...
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