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"小川洋子"

日記

大人の社会見学。

この週末は市が主催する夏休みの社会見学に参加してきた。行き先は日本赤十字社近畿ブロック血液センター。夏休み前に市の広報で...

わたしたちはその赤ん坊を応援することにした 朝倉かすみ 幻冬舎

図書館の新刊コーナーで目についたので、なんとなく手にとってみた。朝倉かすみの作品朝倉かすみを読むのはこれで3冊目。前回読...

フィンガーボウルの話のつづき 吉田篤弘 新潮文庫

読み終えた後、スモークサーモンの入ったサンドイッチが食べたくなってしまった。作中にそんな食べ物は出てこないのだけど、なん...

全世界のデボラ 平山瑞穂 早川書房

はじめて読んだ『桃の向こう』と作風が違っていて面喰ってしまった。早川書房なのだからSFなのは想定していたけれど、気持ち悪...

パッサジオ 辻仁成 文春文庫

あまりにもチンケな物語で「ちゃんちゃら笑わせてくれるぜ」と溜息をついてしまった。駄目な作品だと言うつもりはない。ただ幼い...

ジャムの空壜 佐川光晴 新潮社

真面目な人間が書いた、真面目な作品だと思う。ただ、ちょっとその真面目さが怖いような……居心地の悪い印象も受けた。不妊治療...

自虐布団 小池昌代 本阿弥書店

『自虐布団』は月間『俳壇』という雑誌に連載していた短編小説を集めた短編集。どの作品も「言葉」を生業とする人や、あるいは言...

裁縫師 小池昌代 角川書店

エロティックな香りの漂う不思議な話を集めた短編集。最盛期の小川洋子と河野多惠子を足して2で割ったような作風。小川洋子では...

オテルモル 栗田有起 集英社

栗田有起の作品は嫌いじゃない。嫌いじゃないけど物足りない。感覚とか、設定はすごく好みなのだけど1冊の読み物として評価する...

抱擁、あるいはライスには塩を 江國香織 集英社

江國香織の作品について感想を書く時は、いつも少し緊張する。女性ファンがやたら多い作家さんで悪しざまに書くと、袋叩きに合い...

乙女の密告 赤染晶子 新潮社

『乙女の密告』は2010年度の芥川賞受賞作。近年、芥川賞作品には全く期待していなくて、この作品も読むつもりは無かったのだ...

うつつ・うつら 赤染晶子 文藝春秋

表題作『うつつ・うつら』と『初子さん』の2作品が収録されていた。表題作はちっとも好きになれなかったのだけど、もう一編の『...
本の話

2013年の読書総括

今年1年間に読書録に感想を書いた本は50冊。昨年より沢山の本を読む事が出来たのだけど読書の質は昨年以下かも知れない。改め...