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映画『シン・ゴジラ』感想。

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今さらな感じだけれど昨年大ヒットした『シン・ゴジラ』を視聴した。

地上波初の放送を録画したのにこれもまた、なかなか観るチャンスがなくてようやく観る事が出来た。

ひと言で感想を語る「面白かった!」これに尽きる。

これはヒットするのもなるほど納得。昔からのゴジラファンの評価は知らないけれど「ゴジラは知ってるけど~」くらいの人なら楽しめるのではないかと思う。

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シン・ゴジラ

シン・ゴジラ
Shin Godzilla
監督 庵野秀明(総監督)
樋口真嗣(監督・特技監督)
脚本 庵野秀明
製作 市川南
製作総指揮 山内章弘
出演者 長谷川博己
竹野内豊
石原さとみ
高良健吾
市川実日子
高橋一生
津田寛治
余貴美子
國村隼
平泉成
柄本明
大杉漣
野村萬斎
音楽 鷺巣詩郎
伊福部昭

感想

さて。感想の前に私のゴジラ歴など。実のところゴジラシリーズって詳しくはない。

弟がいたので家にゴジラのソフビ人形なんかがあった気がするし、テレビでもなんとなく流し観したことがあるし、弟のお供で映画に行ったこともある。確か沢口靖子が出演していた『ゴジラ対ビオランテ』だった。

私はアニメが大好きだし、ロボットもイケるクチだけど、怪獣単体はノーサンキュー。

『ゴジラ対ビオランテ』も当時はどこが面白いのか分からなかったし、他のシリーズにしても「ゴジラが街壊して大騒ぎして最後にやっつけるだけの映画のどこが面白いんだろう?」としか思っていなかった。

しかし「子どもの頃からなんとなく観ていた」と言うのは恐ろしいもので、ゴジラのお約束は脳に刻まれているし、音楽なんかもバッチリ身体に刻まれている。

「この音楽流れたらゴジラ来るからな」みたいなお約束を学んで成長した。

そして今回の『シン・ゴジラ』である。

子どもの頃の私が感じた「ゴジラが街壊して大騒ぎして最後にやっつけるだけの映画のどこが面白いんだろう?」と言うノリはまったく崩されていなかった。

結局のところ圧倒的に強い怪獣が暴れまわって、壊しまくって、でも最後にはやっつけられる…って話なのだ。

しかし今回、私ははじめてゴジラを観て面白いと思った。

たぶん原因はゴジラが進化する…ってところにあると思う。

『シン・ゴジラ』には小学生男子の突拍子のない妄想がそのまま映像化されたような面白さがあった。

ゴジラがどんどん強くなって、最後の方はレーザービームみたいなのを放ちまくるとか、今までの怪獣とは全く違う。しかも進化は何段階もあって、途中は「怖い」と言うよりも「気持ち悪い」としか言えない造形。

よくぞまぁ…あんなに気持ち悪いデザインを考えついたものだと感心した。

正直、物語とか役者さんの演技は失礼ながらどうでも良いと思ってしまった。ゴジラがどんどん強くなって、バンバン街を壊しまくっていく過程を楽しむ映画なのだと思う。

ヲタク的な視点で観るなら『エヴァンゲリオン』との共通点とか、その他色々とあるけれど、それについてはガッツリと説明しているサイトだのブログだのが山ほどあるので省略。

この『シン・ゴジラ』は1人で観ても面白いけれど、誰かと一緒に観てツッコミながら観るか、WEBで実況しながら観た方が面白いと思う。

私は夫と2人でツッコミながら楽しませてもらった。テレビだとCMが挟まってしまうので、DVDをレンタルして通しで観る機会を作りたいな…と思う。

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