娘がクリスマスを前にしてサンタクロースの存在に疑いを抱きはじめた事については以前の日記に書いたけれど、このたび娘は1つの結論に達した。
キッカケは同じクラスの男子が「サンタクロースを捕まえようと、コッソリ起きていたらお父さんがプレゼントを置きにきた」と言う発言。
娘はその子が嘘をついているようには思えなかったと言う。そして娘は「その子の家にサンタクロースは来なかった」と言う考えを導き出した。そして娘はさらに考え、ある結論な到達する。
サンタクロースは信じている子どものところにしか来ない。その子はサンタクロースを信じていなかったからサンタクロースが来なかった。だから、その子のお父さんは可哀想に思ってサンタクロースの代わりにプレゼントを置いたに違いない……と。
斜め上を行く展開に驚きを禁じ得ない。どうしてそこに行き着いた?
正直、娘のサンタクロースは今年で終了だと思っていた。彼女はどうしてそんなピュアな考え方が出来るのか? 我が子ながらビックリしている。娘の考えるサンタクロース感はこんな感じ。
- サンタクロースは存在する。
- サンタクロースを信じている子のところにしか来ない。
- サンタクロースはフィンランドのサンタクロース村にいる。
サンタクロースは1人ではなく沢山いる。 - しかもサンタクロースの活動は世界規模で運営している。
- トナカイとソリは流石に嘘かも…って気がしてきた。
- 流行りの玩具はアマゾンで発注している。
- 昔ながらの玩具はサンタクロース村で作っている。
昨今の子ども達は何歳くらいまでサンタクロースを信じるのだろう?
知り合いのお子さん達の話を聞く限りでは「子どもによって随分と差がある」と言うことしか分からなかった。娘は小学校3年生。
まだサンタクロースを信じていても不思議ではない年齢だけど、サンタクロースから卒業する子が増えてきたのも事実だ。
プレゼントを置く時によほどのヘマをしない限り、私と夫は来年もサンタクロースミッションを行う事になりそうだ。
よくよく考えてみるとサンタクロースって凄いシステムだと思う。私もその任を解かれるまでは良きサンタクロースでありたいと思う。