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尼さんがころんだ 麻生佳花 角川書店

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すっかりファンになってしまった。なんて可愛らしい尼さん。作者、麻生佳花みたいな女性って憧れちゃうなぁ。憧れちゃうなぁ。

麻生佳花は「おっさんのような尼」だと言い、マクドナルドのダブルバーガーをペロリと平らげ、時々ホットケーキが食べたくなる性質で、隣の家に張り込む刑事さんを見て「私が刑事さんに張り込みたい」というお茶目な尼さんなのだ。

私が出家するときは、こういう尼さんを目指したいなぁ……って出家する予定がある訳ぢゃないけれど。

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尼さんがころんだ

お待ちかね!尼さんエッセイ第2弾!デビュー作『尼は笑う』で、爆笑修行話を披露した、あの尼さんが帰ってきた。

ほんわか、しなやか、自然体の麻生尼の日常は、やっぱり笑える、元気が湧く―。今回は、仏様もご登場。

アマゾンより引用

感想

「尼」という仕事は「なりたい」という意思よりも、仏様のも導きというか「自然に尼になっていた」というノリの人が多いというエピソードを読んで、ちょっと思ったことがある。

もしかしたら、これは尼という仕事に限らず、どの職業にも言えるのではないか……と。

そう考えると、今している仕事は、なんがかんだ言っても「自分がやるべき仕事」だと言うことになりはしないか……と。

思えば、その仕事が好きで、その仕事に就きたくて、現在がある人よりも「なんだか知らないけど、そうなっていた」って人の方が多いような気がする。

そして、もう1つ印象的だったのが、麻生佳花の暮らしぷりが実に楽しそうで「好きなことだけして生きている」というように見えたということ。

しかし、よくよく考えてみれば「気乗りのしないこと」に労力を費やすほど、人生は長くはないのだ。

もっともっと自分ましたいことをして生きなくては……と思った。

もちろん、義務や責任を果たすという当たり前のことは別の話だけれど、意識して「やりたいことを選んでいく」必要はあるように思った。

1つ、1つのお話自体は「わははっ」と笑って、楽しいものばかりなのに、読み終えた後に、ちょっと考えてしまうあたりは、やはり「尼さんの書いた物」なのかも知れないなぁ……と思った。

美味しい豆菓子でもつまみながら、ぼちぼち読むのが似合いそうな、ホッとする1冊だった。

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