今年のお盆休み。我が家は生真面目に自粛モードを貫いている。
家族3人で家に引きこもっている訳だけど、筋トレと保育士試験の勉強と夜の散歩以外にこれと言ってやる事がない。
実のところ私自身は保育士試験の勉強と『あつまれ動物の森』をプレイしたり、本を読んだりするだけで、それなりに楽しく過ごせるのだけど、娘は体力ありあまり系だし、夫もなんだか持て余し気味。
そんな中、夫が唐突に「トイレの壁を塗ろう」と言い出した。
築50年の家のトイレDIY
日記でも何度となく書いているけれど、我が家は築50年を越える昭和住宅に住んでいる。夫よりも2歳年上なので厳密に言うと今年で築52年。
結婚と同時に購入。この家で生活した家族は私達で3家族目。前の2家族が改装に改装を重ねた結果、よく分からない作りになっているものの、壁だの屋根だのは先住の方々がしっかり直してくれているので、特に問題なく暮らしている。
今回、DIYに踏み切ったトイレは購入した時に工務店の人に壁を塗ってもらった以外は手を入れておらず、超昭和仕様。
- 一応洋式トイレでウォシュレットはついてる
- 窓は昔懐かしい木枠の窓
- トイレと手洗いは別タイプ
- 床は懐かしいタイル張り
- トイレの壁は何故か和室で使う繊維壁(←?)
ここ数年、トイレの壁に茶色染みが浮いてきて、見た的に微妙な感じになってしまったので、今回はそこを塗ってやろう…ってわけ。
トイレの壁なんだから、適当に白の漆喰を塗れば良いと思うのだけど、どうして和室のの壁を塗ってしまったのか? 工務店のセンスが問われるところ。
手洗い周辺には自作と思わしき棚等が取り付けられているのだけど、木材部分が周囲の色と違うのでなんとなく貧乏臭い雰囲気が漂っている。今回は木材部分もついでに塗装することになった。
とりあえずトイレ周囲を養生するところから。タイル等、塗っちゃいけない場所はマスキングテープだの養生テープだので覆っていく。
DIYって楽しいけれど、中でも養生する過程は最高にツマラナイ。
中学1年生にっなた娘が「私…小さい頃から、壁塗ったりしてたけど、小さい時は楽しいところしかしてなかったんだねえ。ハンバーグで言うなら、丸めるところだけやってた的な。養生ホント面倒くさい」としみじみ呟いていた。
養生後はシーラーで下塗りをして、和室壁の上からでも塗ることの出来るペンキを使って塗っていく。
トイレは狭いので同時に作業出来るのは2人まで。1人が休んで2人が作業する方式で黙々と塗っていった。
そして塗装完成。壁が白くなっただけでもトイレが明るくなった気がする。視覚の効果って凄いな。
手洗い周りの木材の色もトイレに馴染む色に変更。昭和感がちょっとだけ減った気がする。
壁が綺麗になると「床もどうにかしたいね」みたいな気持ちになってしまい、急遽トイレの床のリメイクシートを買いに行った。
昨今はトイレの便器周りがくり抜いてあって、素人でも簡単に貼り付けることの出来るシートが売っているのだ。
昭和感あふれるタイルの上に白っぽいフローリング柄のリメイクシートを貼り付けた。突き詰めてしまうと素人仕事なので雑な部分もあるけれど、そこは気にしない方向で。
……せっかくなのでトイレに貼るリメイクシールも貼ってみたり。トイレタンクに貼ったシールはちょっとうるさい気がするので、後で剥がすかも。貼って剥がせるシールなので、とりあえず貼ってみた。
トイレDIY、堂々完成!
DIYした…と言ったところで、所詮は素人仕事。プロのクオリティーには程遠いし、出来ることも限られているけれど、随分綺麗になった。
コロナ以降、暇にまかせてDIYや片付けをしているおかげで我が家の住環境は格段に良くなった。
今回のDIYは予想以上に変化が大きくてトイレに行くたびに「ここ、どこ?」みたいな気持ちになっている。今どきのトイレ…とまではいかないまでも、昭和から平成くらいには進化したかも。
トイレが綺麗になったのが嬉しいのもそうだけど、ステイホームの1日としては超充実していて楽しい時間を過ごせたのが何より良かった。