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石の目 乙一 集英社

子供の頃から、お話を読むのが、好きで好きでたまらなかった人が書いた小説だなぁ……と思った。

創作童話風の短編が4つ収録されていた。

大の大人が息抜きに読むのに丁度良いくらいの文章で、乙一が若い時に書いたものとのことだが、なかなか達者な文章だと思う。しかも、かなり面白い。

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石の目

ある夏休みに私は、友人とあの山に登ることにした。

私が幼い頃、あの山に一人入って消息を絶った母親の遺体を探すためだ。山には古い言い伝えがあった。曰く「石ノ目様にあったら、目を見てはいけない。見ると石になってしまう」と。

そして、私たちは遭難した…。斬新な文体で新しいホラー界を切り開く乙一の短編集。

アマゾンより引用

感想

童話好きなら、きっと感じるはずだ。

「この作品って○○が元ネタ?」とか「△△のパロディ(二次創作)なの?」と。作者はかなり、色々な人の童話を読み漁っているとみた。

ネタをパクっていると言うよりも、むしろそれらを成熟させて自分の物にしてから再構築しているのだと思う。

しかし、乙一が特定の作家から影響されまくった人が書いた作品であることには間違いないだろう。もし、そうでなければ天才か、運の悪い二番手ってことだ。

否定的なことを書いているが作品としてはレベルが高いし、個人的にはかなり好きだ。

キャッチコピーを付けるなら「ネオ童話」って感じだろうか。童話好きとしては、もっとこういう類の作品を書いていただけると嬉しいのだけど。

残念だったのは、漫画風の挿絵が入っていたこと。

もともとがジャンプノベルなので、仕方がないとは言うものの、これだけ良く出来た小説に漫画風な挿絵はいらないと思う。かえって作品の足を引っ張っているように思った。

乙一の作品は、はじめて読んだのだが好印象だったので、続けて追ってみようと思う。

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白い木蓮の花の下で
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