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祝言島 真梨幸子 小学館

真梨幸子は最近「イヤミスの女王」と呼ばれているらしい。

イヤミスとは読後、嫌な気分になるミステリーのこと。

更年期少女』を読んでから、新刊が目につくたびに追っているけれど、着々と作風を固めてきているな…と言う印象。

私は謎解き系のミステリーは苦手だけど真梨幸子の書く「イヤミス」は嫌いじゃない。

大好きかと聞かれると「それほどでもないかな」としか言えないけれど、なんだかんだ言って新刊が出たらチェックせずにはいられない。

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祝言島

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ザックリとこんな内容
  • 『祝言島』にまつわる物語。
  • 東京オリンピック前夜の1964(昭和39)年、小笠原諸島にあった「祝言島」が噴火し、生き残った島民は青山の仮設住宅に避難した。
  • しかし後年、祝言島は“なかったこと”にされ、都市伝説に。
  • 「なかったこと」にされた祝言島だったが、実はドキュメンタリー映画が存在し、ノーカット版には恐ろしい映像が含まれていた…

感想

『祝言島』は題名通り祝言島と言う島と、その島で撮影されたドキュメンタリー映画にまつわる物語。

ちなみに祝言島は「しゅうげんじま」ではなく「ほかいじま」と読む。

都市伝説とか、ホラー雑誌ネタなんかを「これでもか!」と言うほど突っ込んでいて「怖い話」とか「陰惨な話」が好きな人なら楽しめるかと思う。

横溝正史の世界を思わせる「島」の設定とか、スナッフムービー(実際の殺人の様子を撮影した映像作品を指す俗語)とか、気持ち悪い要素が山盛りな上に、毎度お馴染みのテンポの良さでサクサクと読み進める事が出来る。

しかし残念ながら今回の作品は個人的にはイマイチ納得が出来なかった。

途中はかなり好みだったのだけど、いかんせんオチが雑過ぎる。夢オチと同じくらい「そりゃないわ」と思ってしまった。

オチ意外はそれなりに楽しめただけに残念でならない。

はここへ来てどうしてこんな雑な仕事をしてしまったのだろう?

オチの雑さについて思い切り不満をぶつけたいのだけど、ミステリーでオチを書いてしまうのは流石にどうかと思うので、ここはグッっと押さえておくことにする。

雰囲気とか話の運びは嫌いじゃないので残念感が半端ない。次の作品に期待したい。

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白い木蓮の花の下で
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