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世の中を変えたければ偉くなれ。

娘は体育会系なのにドッジボールが嫌いらしい。嫌いどころか憎んでいると言っても過言ではない。

ドッジボールって好き嫌いの別れる競技だと思う。私も子どもの頃は大嫌いだった。ただ私の場合は絶望的に運動が苦手だったので、ドッジボール以外にも嫌いなスポーツが多過ぎて、ドッジボールは「沢山ある嫌いなスポーツの一種」でしかなく、それ以上の事は考えたことがなかった。しかし娘は私に似ず運動系の事はたいてい普通以上に出来るのにドッジボールは大嫌いだと言うのだ。

娘がドッジボールを嫌う理由は分からなくもない。娘は負けず嫌いではるあけれど穏やかな性格なので「ボールをぶつけて相手を攻撃する」のが嫌いなのだと思う。「ドッジボールなんて男子は好きもか知れないけど、女子はほとんど嫌いだと思う。学校の授業とか遊び時間にしなきゃいけないなんて意味分かんない」と娘は言う。「女子のとほんとがドッジボールが嫌い」かどうかはさておき、よく考えてみれば相手を攻撃する事が容認されるスポーツ(格闘技を除く)はドッジボールくらいのものではなかろうか。確かに特殊なスポーツである事は否定できない。

恐らくこの世の中には「アンチ・ドッジボール派」の人間は沢山いるかと思われる。しかしアンチドッジボール派と言ったところで、ドッジボールなんて中学生になれば強制されないので、みんな忘れてしまうのだ。大人になって「小学校教育の場からドッジボールを追放しよう」と誰が本気で運動すれば、ドッジボールを排斥することも可能だとは思うのだけど、そこまで頑張る人はなかなかいない。

娘に「ドッジボールを強制されるの気の毒だとは思うけど、残念ながらお母さんにはどうすることも出来ないんだよ」と説明した。ただのオバチャンでしかない私が「ドッジボールなんて止めよう!」と声を上げたところで世の中が変わる訳じゃない。だけど、もし娘が将来大人になって世の中に対して影響力のある人間になったとしたらどうだろう? そうしたら娘が「ドッジボールなんてやめて他のスポーツを押していこう」と声を上げれば賛同してくれる人がいるかも知れない。

娘はいたく感心して「じゃあ、私は大人になって偉くなってドッジボール止めよう運動をする」と宣言してた。娘が世の中を動かせるような人間になれるかどうかはともかくとして、志を持つのは悪いことではない。

『踊る大捜査線』でもいかりや長介演じる和久平八郎が「正しいことをしたければ偉くなれ」と言っていたけれど、まったくもってその通りだと思う。「みんなで力を合わせて頑張ろうよ」的なこともあるとは思うけれど「みんなで力を合わせて」って言うのはなかなかクセモノで「みんな」が同じ方向を向いているとは限らないのだ。

もし、娘が本当に偉い人になって小学校でドッジボールを押していくのを止めさせる事が出来たら嬉しい人は多いのではないかな…と思う。実のところドッジボールは女子よりも男子の方が闇は深い。スポーツだの遊びだのと言った大義名分の元、運動が苦手だったり、身体が弱かったりする男子が今までどれだけボコられてきた事だろう。ドッジボールが好きな人には申し訳ないけど、私もドッジボールを子ども達に「あえて」やらせたいとは思わない。ドッジボールはやりたい人だけやればいいスポーツだと思う。

……とは言うものの。娘は現在小学校4年生。あと2年半ほどドッジボールをしなければならない。嫌だと言う気持ちは理解出来るけれど諦めてもらしかない。期間限定のご奉公だと理解して頑張ってもらいたいと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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