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『有頂天家族』と狸の生き方。

今期はイマイチ面白いと思える新作アニメが無く、楽しみにしているのは続き物ばかり。

『有頂天家族2』とか『進撃の巨人』とか『ベルセルク』とか。今回は京都で暮らす狸達の物語『有頂天家族2』の話など。

アニメとして放送されている『有頂天家族』は森見登美彦の小説が原作。小説と言っても森見登美彦はミステリの人で私はほとんど読んだ事がない。

1冊だけ『ペンギン・ハイウェイ』と言う作品を読んだきりで、読みたいと言う気持ちにならなかった。しかし『有頂天家族』のアニメは私の好みど真ん中過ぎた。どこかトボけた感がする狸達が実に可愛い。

どうやら私は創作の中で描かれる狸が猛烈に好きみたいだ。例えばジブリアニメの中でイマイチ評価されていない『平成狸合戦ぽんぽこ』大好きだったりする。

なんと言うのかなぁ…創作として描かれる狸って、ちょっとトボけた感じがして、ものすごく大変な事があっても暢気で楽しく暮らしているところが、可愛いやらいじらしいやらで、たまらぬものがある。

『有頂天家族』は狸の4兄弟が出てるくのだけど、狸達の父親は狸鍋になって食われている。

父親が狸鍋になったのは悲しいことではあるけれど、4兄弟には悲壮感がまったくない。そもそも、作品の中で「面白きことは良きことなり!」と言う言葉が何度も何度も繰り返される。

その言葉を聞く度に「私も彼らのように生きたいなぁ」と思うのだ。

作品の舞台は京都なので、主人公達はは微妙に関西弁を喋る。困ったこと、大変な事があると「それは難儀なことだなぁ」と言うのだけれど、その言い方が可愛らしくて、ちっとも困っていない風に聞こえるのだ。

「それは難儀なことだなぁ」と言う言いまわしは特に気に入っていて、例えば実母から無理難題を押し付けられてムカついた時など心の中で「それは難儀なことだなぁ」と呟くと、不思議と怒りが和らぐ気がする。

私にとって狸の生き方は理想的なのだと思う。大変なことや悲しいことがあったとしても、深刻にならず飄々受け流して楽しく暮らす…的な。

この春、娘がキャンプに行った時、夫と2人で『有頂天家族』のスタンプラリーに行ったのだけど、全部回りきる事が出来なかったので、スタンプラリーの期間中に再度チャレンジしたい。

私も「面白きことは良きことなり!」と『有頂天家族』に出てくる狸達を見習って、面白い事を求めて生きていきたいと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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