読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

ひな祭り2017。娘9歳。

記事内に広告が含まれています。

ことしもひな祭りを祝う事が出来た。

娘9歳。お雛様を飾るのは今年で10回目。もう10回もお雛様出しただなんて信じられない気がする。娘を抱いて松屋町に雛人形を買いに行ったのがついこの間の事のように思えるのに。

ひな祭りの日は毎年、ちらし寿司を作っているのだけれど、小学校の給食献立表をチェックするとひな祭り当日は小学校でもちらし寿司が出るとのこと。

「昼も夜も同じものを食べるのって、どうなんだろう?」と思い「学校でもちらし寿司を食べるなら、うちは違う物にしようか?」と娘に聞いたら「学校のと、お母さんのとは違うから平気。前みたいにケーキみたいなちらし寿司作って!」との答えが返ってきた。

そう言えば昨年のひな祭りの時はケーキ型にちらし寿司を詰めて、ケーキ風にしたのだった。

実は私。毎年、当たり前のようにちらし寿司を作っているけれど、ちらし寿司って作るのも食べるのも、そんなに好きじゃない。

いざ作ってみて食べてみると「やっぱり美味しいなぁ」と思うのだけど、私の脳内では「寿司=握り」と言う図式が根付いていて「ちらし寿司は寿司じゃない」と言う気持ちが拭い去れないのだ。もしかとたら実家でちらし寿司を食べる習慣が無かったのも理由の1つかも知れない。

…とは言うものの。ひな祭りのちらし寿司は日本の行事食として押さえておきたいところ。

当日は娘のリクエスト通り、ケーキみたいなちらし寿司(イクラ一杯乗せて欲しい)を作った。

そしてパーティーメニューを意識して、苺ババロアも作った。大サービスだ。

毎年、これにハマグリのお吸い物と菜の花のお浸しを付けるのたけど、今年は趣向を買えて、椀物は具沢山のお味噌汁にして、ハマグリではなくアサリと菜の花の、スナップエンドウでバター風味の酒蒸しにした。

ハマグリのお吸い物って、美味しいのだけど満足感が味わえないのが難点。

そもそも満足感が味わえるほどハマグリを買うとなると、お財布が大変なことになってしまう。行事食と言う意味ではアサリでは駄目なのだけど、昨年よりもずっと満足のいく献立になった。

私は絵に描いたような良い母…と言う訳ではないので、ひな祭りだけでなく行事食が伴う行事の時は「作るの面倒臭いなぁ」と必ず思う。

節分の巻きずし、ひな祭りのちらし寿司、クリスマスのケーキやチキン。行事食の食材って、これ見よがしにお高くなるし「何も1番高い時に食べなくたって…」と言う気持ちになってしまう事がある。

しかしそれと同時に「ひな祭りだからちらし寿司作らなきゃ」と言う環境にある自分がどれだけ幸せなのかも理解している。

来年のひな祭りも「寿司桶洗っておかなきゃ…ああ、面倒臭いなぁ」などと言いながら、ちらし寿司を作りたいな…と思う。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク