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小汚いおばさん。

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夫の誕生日プレゼントを買うため、久しぶりに1人でショッピングセンターに出掛けた。

今年の夫の誕生日は洋服。スポーツ用品メーカーが出している「涼しくて乾きやすい」と言うもの。男性(小学生男子も含む)って、どうしてあそこまでスポーツ用品メーカーが出している衣料品をリスペクトするのだろう?

もちろんお洒落が好きな男性もいるし「男性全員」とは言わないけれど「スポーツ用品メーカーが出しているなら間違いないだろ」と思っている人が多い気がする。

そう言えば先日話しをした男児母も「最近、私が選ぶ服は気に入らなくて、AdidasとかPUMAとか、そう言うのばかり着たがる」と嘆いていた。40代のおじさんもそれは同じだ。

夫の誕生日プレゼントは正直、選びようも迷いようもなくアッサリ決まった。

丁度バーゲンシーズンで時間に余裕があったので、久しぶりにに洋服屋さんを覗いてみたら、気になるワンピースが半額になっていたので試着してみることにした。

試着室の鏡を見た私は驚愕した。ビックリするほど小汚いおばさんが写っているではないか。

何が駄目だって鞄が最悪だった。布の手提げバッグを持っていたのだけど薄汚れていて染みだらけ。着ている服もなんとなくヨレっとしているし。

布のバッグは長く使い込んでいるもので、草臥れてきた自覚はあったけれど、たまに洗っていたしそこまで汚いとは思ってもみなかった。

服にしてもしかり。気がつかないうちに漂白剤が飛んで色が抜けている部分があったりして、みすぼらしかった。

帰宅した私は愛用していた布のバッグを捨てることにした。

友人が作ってくれたもので気に入ってたけれど、洗っても汚れがオチなくなっているし生地も傷んできて限界だったのだと思う。そして、洋服ダンスを開けて「これはちょっと…」と思うような服を数枚選んでゴミ袋に入れた。

今、私は専業主婦でオフィスで働いている訳ではないので、隙のないお洒落は必要が無いと思っている。

料理や掃除をしていたらエプロンをしていても汚れる事もあるし、服に染みが付いてしまうこともある。ある程度は見過ごしているけれど、それも限度物だと思う。

1人で買い物をする…と言うことで、いつもより少しばかりお洒落をしていると思っていただけに、試着室で見た自分の姿は正直言ってショックだった。

明るい場所で自分の姿をチェックするって大切だ。

自宅にも姿見を置いていて、1人ファッションチェックをする事があるけれど、試着室の照明ほど明るくないので、服についた染みや汚れなど気づいていなかったのだと思う。

また、娘や夫と買い物に行くと、気もそぞろで「早くしなくちゃ」と思ってしまって試着室に入っても自分の姿がちゃんと見えていなかったのだと思う。

そして、古い物を大切にするのは良いけれど服や鞄にも賞味期限がある事を心に刻んでおこうと思う。

「使い込むほど味が出る」と言う類の物もあるけれど、そもそも「使い込むほど味が出る」ような上質な物って、普段着にしていないのだ。

お洒落じゃなくてもいいから、小綺麗でいたいと思っていたのに、私、けっこう小汚かった!

この夏は小汚いおばさんを脱却すべく頑張りたいと思う。何もかも…と言う訳にはいかないけれど、出来ることから手を付けていきたい。

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日記
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