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憧れの駄菓子。

昨日、娘は自分のお財布に100円玉を入れて、1人で駄菓子を買いに行った。

うちから徒歩1分ほどの場所に「K」と言う小さなお店がある。Kのベースは八百屋なのだけど、古き好き時代の何でも屋よろしく、パン、牛乳、肉、魚、日用雑貨もなんでもあって、Kのおばあちゃんが作ったお惣菜まで売っている。

野菜と果物以外は決してお安くないのだけれど「近くで何でも揃う」と言う事でお年寄りに大人気のお店。Kは駄菓子も少し置いていて、近所の子ども達もよく利用している。

娘は日頃、学校から帰宅すると私が用意したオヤツを食べている。

お友達が遊びに来る時はお友達と一緒にオヤツを食べるし、お友達の家に遊びに行くときは、袋菓子か何かを持たせて送り出す。

なので娘がKで駄菓子を買うのは遠足の時か、私と一緒にKへ買い物に行った時に限られている。しかし娘の同級生の中には、常にお金を持っていてKで買った駄菓子を公園で食べる子がいるらしく、娘はそれが羨ましくてたまらなかったらしい。

しかし娘には「家族でピクニックに行ったりして公園でお菓子を食べるのはアリだけど、うちでオヤツを用意しているのだから、公園でお菓子食べるのはナシ」と言い聞かせてある。

正直、公園でお菓子を食べる子ども達については町内会でも問題になっている。お菓子を食べるなとは言わないけれど、ゴミの始末が出来ていないのだ。

私の住んでいる地域では日常的な公園掃除は市の管轄ではなく「町内会」の仕事。公園掃除を担当する町内に住んでいる身としては、娘が公園でお菓子を食べるのは容認したくはない。

……とは言うものの、駄菓子に憧れる娘の気持ちはよく分かる。

駄菓子って実のところ、それほど美味しいものじゃないけど、子ども心を惹きつける浪漫がある。なので昨日は「今日はオヤツを用意していないからKで駄菓子を買っておいで」と100円を持たせて送り出してみた。

意気揚々と出掛けた娘は、自ら吟味した100円分の駄菓子を買って帰宅した。

金券が当たるグミ、当たり付きのラムネ。舌に色が付く謎の飴……等。大人からすると、これっぽっちも美味しそうには見えないお菓子だけれど、娘はそれはそれは幸せそうに食べていた。

ちなみに、娘達の間で特に人気があるのは「モンスタースタンプ」と言うお菓子とのこと。

スタンプの形をしている飴で、タンプの部分を舐めると舌に色が付く。私が子どもの頃に食べた駄菓子も健在だけど、新しい駄菓子もなんか凄い。

モンスタースタンプ。舌に色が付くのがたまらないらしい。

我が家では「オヤツはあらかじめ用意しておくもの」と言う習慣があるのだけれど、たまには駄菓子を買いに行かせるのも悪くないな…と思った。

駄菓子なんて身体に良いものではないけど、人間は健康のために生きている訳ではないのだもの。「1人でお店に行って駄菓子を買う」なんて些細な事ではあるけれど、これもまた大切な経験なんだなぁ……なんて事を思った。

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白い木蓮の花の下で
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