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子育てとRPGゲーム。

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娘が高校に入学して以降「子育てが楽になったなぁ」と思うところもある反面「子育てって難しいな」と改めて感じる回数が増えた。

娘は現在15歳。私と夫は親歴15年。そろそろ子育てレベル中堅を名乗っても良い頃合いだと思うのだけど、子育てはRPGゲームと違って年数を重ねたからといって中堅になれるとは限らないのだ…ってことを日々、思い知らされている。

例えば…だけど。RPGゲームの場合、最初は装備品も「布の服と木の棒」だったりして、経験値の無さからレベルが低くて弱い敵しか倒せないけれど、ゲームが進むにつれて装備品も良くなって経験値を積むことでレベルが上がっていく。

RPGゲームもステージが変わると敵も強くなってくるけれど、今まで積み上げてきた経験値は継続されるし、装備品だって何なら「ちょっと背伸びして良い装備を揃えてから次のステージに挑む」くらいの事をすればステージが変わったとて、案外楽に攻略できちゃったりもする。

ところが子育ての場合RPGゲームのようにはいかない。

装備を揃えて経験値を蓄えて「さぁ次のステージへ」と次のステージへ突入したとたん「経験値0」の状態に叩き落されてしまう。小学校での経験は小学校でしか役に立たないし、中学校での経験は中学校でしか役に立たない。

高校生の娘を持つ私は「イヤイヤ期で困っているお母さん」の気持ちは理解できるし場合によっては何らかの手助けすることも出来ると思う。高校受験は経験したので記録を残すことで、後に続く方の役に立てたらいいな…と思っている。

だけど高校に入学したとたん高校生の親としては「経験値0の初心者」になってしまった。

先日。娘の部活で試合があった。娘はまだ入部したばかりで試合には出られないのだけど部員として連れて行ってもらえたのだ。試合会場は聞いていたし、試合の予定(終了時間)等も聞いていたので「帰宅は普段より遅くなるだろうけど、娘が帰宅してから家族揃って夕食を食べよう」と、その日の夕食は「しゃぶしゃぶ鍋」の予定だった。

……しかし。娘は予定時刻になっても帰宅しないどころかLINEでメッセージを入れても返信がない。たぶんスマホなんて見ていられない状況なのだろう。昼食時間が早めだった上に間食もしていない私達夫婦は腹ペコ状態で娘を待っていたけれど、娘の帰宅時間の見通しが立たないだ。

夫に「インスタントラーメンを半分こして食べよう。腹ペコでイライラした状態で娘を待っているのは良くないと思う」と提案して、夕食前だと言うのにインスタントラーメンを食べ、娘には「この時間だったら帰宅までにお腹が空き過ぎて気分悪くなっちゃうだろうから、カロリーメイトかなんか食べなさい。母達も何かお腹に入れて待ってます」とメッセージを入れた。

かなり経ってから娘から連絡があり「お腹空き過ぎたのでカロリーメイト食べて帰ります」とのことだった。娘が帰宅したのは想定していた時間よりも遥かに遅かったけれど「今日は帰宅がこんなに遅くなるとは思わなかったね」と言いながら、予定通り家族でしゃぶしゃぶ鍋を囲んだ。

娘が言うには「試合が終わってからも片付けとか色々あって遅くなった」とのこと。試合と言っても中学校時代の部活の試合とは随分勝手が違っていたらしいのだけど、娘にしても私達夫婦にしても「初めての経験」だったので、段取りが分からなかったのだ。

試合から帰宅する時間を見誤った件はあくまでも「一例」に過ぎない。勉強にしても、部活にしても、学校行事にしても、塾(予備校)にしても中学校とは全く勝手が違っていて戸惑うことばかりだ。

子育て先輩方からは「子どもが成長しても、今までとは違った大変さが出てくるから楽になる訳じゃないよ」と聞かされていたけれどホントそれ。子育てはRPGゲームのようにはいかない。溜め込んだ経験値なんてステージが変われば没収されてしまって「経験値0の初心者」としてイチから頑張る必要がある。

高校生の親としては初心者で分からないことばかり。だけど「高校生の親としても慣れてきたよね」と感じる頃には卒業なのだろうなぁ、高校生の親1年生としての生活はまだはじまったばかり。コツコツと経験値を溜めて頑張っていきたい。

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