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雨の日の自転車。

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自転車に関する規制が変わって雨の日に傘をさして運転するのがタブーとなった。

大阪は自転車に傘を取り付ける事の出来る『さすべえ』のメッカで主婦と呼ばれる人達はかなりの確率で『さすべえ』を使用している。私は「そんなの付けたって濡れるだろうし、風にあおられたら恐いし」と言う理由から『さすべえ』は付けていない。雨が降ったら徒歩移動。特に雨が降って家に篭もりきりになると、娘はエネルギーを持て余してしまうので「雨が降ったら長靴はいてレインコート着てお散歩」というスタンスが最高だったのだ。

しかし娘が小学生になった今は「雨の日の散歩」なんて必要なくなった。ふと「だったら雨の日も自転車移動で良いんじゃないの?」と思立った。自転車で傘をさすのが駄目になってから、レインコートを着て自転車に乗っている人の姿をよく見掛けるし、私もやってみようかな……と。

そして先日。愛用のレインコートを来て自転車で出掛けたのだけど、見るも無残にびしょ濡れになってしまった。私が今まで使っていたのは「傘と併用するのを前提としてお洒落レインコート」だったのだ。短時間なら平気だったけれど、時間が経つにつれて雨が染みてきて大変なことに。

その話を夫にすると「じゃあ、俺のバイク用の合羽を使えば? あれならバッチリ濡れないから」と言うので、夫の合羽を来て出掛けてみた。夫の合羽はバイク用で下がズボンになっているタイプ。ブカブカだったけれど、どうせ服の上から着るのだから気にしない。

夫の合羽は素晴らしかった。本当に雨が染みてこないのだ。しかし当然ながら「雨に打たれてる感」はあるし、合羽から出ている手先はびしょ濡れだし、夏とは言っても雨に打たれると寒いし最悪だった。雨の日に自転車になんて乗るもんじゃない。

雨の日に合羽を着て外で働く人を尊敬する。

今まで「すっごく性能の良い合羽を着てたら平気なのかな」なんて思っていたけれど、性能の良い合羽を着てたって雨に打たれるのは不快だったのだ。

今まで、あまり考えた事が無かったけれど、雨の日でも外で働いている人は意外に多い。郵便配達に新聞配達。警備員の人。工事関係の人。雨の日はいつもの倍疲れるだろうなぁ……と思った。

そんな事を考えながら、どうにかこうにか用事を済ませて帰宅した。その日はどうしても出掛けなければならない用事があったし、娘も短縮で早く帰ってくるしで自転車で行った事に後悔は無い。

だけど、今後はよほどの用でもない限り、雨の日は徒歩移動しようと心に誓った。

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日記
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