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『年忘れにっぽんの歌』とその需要。

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2023年の年末のこと。実母のご機嫌伺いのため実家に行って、実母とお喋りをする中で「大晦日は紅白、楽しみだね」と言うと「私は紅白なんか観ないよ」と実母。

私が実家にいた頃、実母は紅白を観ていたと思うのだけど「紅白は観ても知らない人ばかりだから面白くない。大晦日は『年忘れにっぽんの歌』を観るよ」と言う。

『年忘れにっぽんの歌』は毎年、テレビ東京系列の局で大晦日に放送されている。16時から22時までたっぷり4時間。ほとんどが昔の演歌とか懐メロで、私はずっと「こんな番組、誰が喜ぶんだろう?」と思ってたけど、実母が喜んでいたのだった。

昔は実母も紅白歌合戦を観ても楽しめていたと思うのだけど、実母が観て楽しかった頃の紅白歌合戦は昔の演歌がやたら多くて私はちっとも楽しくなかった。

毎年、小林明子とか北島三郎とか美川憲一が判で押したように同じ局を歌うアレ。私はまったく楽しめなかったのだけど、実母はあの頃の紅白歌合戦なら楽しめたのだと思う。

『年忘れにっぽんの歌』は2023年で56回目とのこと。56年間も同じスタンスで番組を作り続けてきたテレビ東京って凄いなぁ…と改めて思った。そして私は「こんな番組、誰が喜ぶんだろう?」と思っていたけど、実母のように喜んで視聴している人も多いのだろう。

人間って自分中心に物事を考えてしまいがちだけど、自分の好きな物が他の人も好きだとは限らない。世の中には流行りとか主流がある…ってのも事実だけど、流行りや主流が世界の全てではないのだ。

テレビ東京が『年忘れにっぽんの歌』を続けてくれているおかげで、実母は楽しい大晦日を過ごせたのだ…と思うと感謝せずにはいられない。

ちなみに。我が家は大晦日に紅白歌合戦を視聴していたけれど、私は最後まで観ずに途中で寝ている。実のところ私は紅白歌合戦は惰性で観ているだけで、それほど好き…って訳じゃないのだ。

みんな違ってみんないい…結局のところそう言う事なのだと思う。

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