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自由過ぎる中国人の餃子屋。

自転車圏内に中国人が経営する餃子屋がある。

その餃子屋は店内でも飲食出来るけれど、基本的にはテイクアウト推奨。店内はカウンターの向こうに調理場があって、一応テーブルと椅子もあるけれど長居出来るような雰囲気ではない。

餃子屋がOPENした時に「試しに買ってみよう」とテイクアウトしたことがある。

餃子を注文すると「餃子焼くの時間かかる。15分くらいかかる」と言うので「じゃあ、15分後に取りに来るので焼いておいてください」と言って15分後に戻ってきたけど、餃子は出来ていなかった…と言うか、そもそも焼いてもいなかった。

しかし餃子屋は「大丈夫。15分したら焼けるから」と悪びれる様子もなく、餃子を焼き始めるので、仕方なく狭い店内で15分待って餃子を持ち帰った。

持ち帰った餃子は日本の餃子とはまったく別物だった。

皮がしっかりしいて、中の餡は野菜メインのアッサリ仕様。『中国嫁日記』でも「中国人が餃子を出す時は餃子だけでお腹いっぱいになるように、白ご飯は出さない」と書いていたけれど、まさにそれ。たくさん食べても胃もたれしない感じで、かなり美味しかった。

「味は美味しいのだけど、あんな調子でやっていけるのだろうか?」と思っていたけど、潰れるでもなく淡々と店は続いている。

中国人の餃子屋は休みたくなったら定休日以外の日も平気で休むし、決まった時間に開店しないし、とにかく自由。

だけど中国人同志でネットワークでもあるのか、そこそこに利用者はいるようだった。

コロナの影響で緊急事態宣言が出ている時はしばらく店を閉めていて、いっときはマスクを売ったりしていたけれど、最近また餃子屋が復活していた。

外食自粛で自分の作るご飯に飽き飽きしていたので、ある日曜日。お昼ごはんは餃子にしよう…ってことで午前11時半頃に餃子屋へ行った。

餃子屋の店内は数人の中国人がテーブルを囲んで宴会中だった。

餃子を注文すると「餃子無理。1時にならないと餃子出来ない」と言われた。

……テイクアウト店の稼ぎ時である日曜日のお昼に商売しないとか、なんと言う強気!

ビックリしたけど、こればかりはどうしようもないので諦めて王将の餃子を買って帰宅した。

中国旅行をした時も中国人と日本人の違いに驚かされたものだけど、なんだか感心してしまった。日本人とは感覚が違うとろこが多いのだけど、中国人って本当に強い。

休みたい時に休んで、働きたい時に働いて、ルーズに商売してるかとし思えば、ちゃっかりマスクを転売たりして。なんだかんだと自分達の世界を作って生活を楽しんている。

最近は我が家の近隣も中国人やベトナム人が増えているけど、彼らは実にたくましく生活している。地元にしっかり根を張って、家や店を建てている人も少なくない。

日本で暮らす外国人については色々と問題もあるけれど、学ぶべきところも多いよなぁ……と、つくづく思う。

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白い木蓮の花の下で
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